hanatoneko

グレーフィンガーで、毛玉を育てる日常。

講談社文庫の永遠の0/百田 尚樹

2014-06-25 23:36:14 | 書籍/映画
ここシンガポールでは、和書に限らず、本はすべて高級品。
ええ、ペーパーバックですら、$20くらいしますからねっ!

というわけで、躊躇していたのですが。

なんか気になる表紙を発見。
えーーーと、えーーーーと、なんだっけ、なんか見覚えが。



と思ったら、あ!そうだ、先日読んだ、モンスターの作家さんだ!

というわけで、読んでみることにしましたよっと。

で、今さらなのですが、これって第二次世界大戦の話。

私の祖父たちもそういや参加してたんだよなー、
あまり語りたがらなかった気がする、それとも孫が聞こうとしなかったのか。

プライベート・ライアン見たりとか、
出口のない海、読んだりするともうなんか、
ぬおー、つらすぎる!となるので、ちとつらいかな、と心配しつつ。

本作は、孫が祖父の過去を追う、ドキュメンタリーかつ、
オムニバスかつ、ミステリー仕立ての見事な構成で、
説明的なところも、難なくするっと読ませる作品となってます。

でもなんつーか、私、モンスターから読んだので、
最後のしゃんしゃん的、ハッピーなエンドにはちと恣意を感じてしまいました。

デビュー作らしいので、うーーーーん。
読者の、というか。評価者の目を意識してるのかなー?

と、ちと腑に落ちないところはありつつも、いやあ、読んでよかった。
久々にすぐ読み返したい本です。

私たぶん、百田さん好きだと思う。

映画のほう(↓)も見てみたいなー!



DreamNews
コメント
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