闘病仲間

昨日、私と同じ病気（ＳＤ）を抱える男性と会った。

ＳＤ手術後の休職中、あまりにもヒマだったので、
新聞の読者投稿欄に病気の事を書いたら、それを見た彼が新聞社を通じて
私に連絡をくれたことがきっかけで、
メールのやりとりをするようになった。

偶然住まいが近かったこともあり、「直接会ってお話しませんか？」と
お誘いし、昨日初めて会うことになったのだけれど、
私自身ＳＤ患者さんと直接お会いするのは初めて。

お互いに症状を話していると、やはり共通する部分がたくさんあった。
でも彼がすごいのは「この病気について、原因を分析しようと
努力している」ところ。

私なんてＳＤって分かった直後から
手術のことしか考えてなかったからなぁ・・。

今となっては、もう少し色々試してみるべきだったかなぁ、
なんてちょっと反省。

彼はまだ手術をするかどうか迷ってたみたいだけど、
でも私の体験談が少しでも彼の今後の治療に役立てるのであれば、
私の辛かった体験も無駄ではなかったと思える。

今、この瞬間もＳＤで死ぬほど悩んだり苦しんだりしている人がいるはず。
そんな人達と悩み・苦しみを共有し前向きに進んでいけるように
お手伝いできたら嬉しいな。

結婚式のスピーチで「喜びは分かち合うことで２倍になり、
悲しみは分かち合うことで半分になる」ってよく聞くけど、
あれって夫婦だけではなく、人間関係全般にいえるよなぁ。

病気になったからこそ得られた新しい出会い。
これからも大切にしよう