こんにちは、mazec辞書担です。
ときどきAD日記を間借りしてmazecとmazec辞書のあれこれをご紹介します!
ひとつ前の mazec だより記事「 mazec だより Vol.5 」ご覧いただけましたでしょうか?
mazec の他言語アドオンについてご紹介しておりますので、よろしければぜひご一読ください。
さて、それを読んで使ってみた某知人から「これなに?」「ここどうするの?」「これって…」
と、さまざま質問されてしまいました
説明しなくとも日々お使いいただけるのが理想なのですが、
他言語アドオンはアドオンだけあって日本語と違う付加的な工夫があったりし、
しかも、ご紹介の機会がそれほどないのが正直なところです。
そこで今回は、いつも河野さん記事のすみっこにいるうさぎさん

を
お招きしてちょこっと Q&A 形式でお届けしたいと思います。
ではさっそく、うさぎさんに質問をもらいましょう!

文字を書いたら変な凹が出てきたんだけど…

それはWord Spacingという機能で、凹はスペースを表します。
これから書く文字が同じ単語のつづきなら凹のある辺りに、次の単語なら凹より後ろに文字を書いてください。
試してみましょう。
"look"の後ろに"in"を書く位置を変えると、こんなふうに違いが出ます。

ちなみに、凹の幅(長さ)はお好みで変更できます。
mazec設定アプリ「設定」の「Word Spacing」項で調整してください。

日本語と点線の高さが違うんだけどバグ?

いいえ、欧米語の記法を考慮して基準線の高さを変えています。
iPadでお使いのばあい、横方向にうすい点線が走ってます。
これは基準線といって、
「ここをノートの罫線とみなして文字認識するからね」というものです。
欧米語だとこの線が日本語より高い位置に来るんですが、・・・もうお分かりですよね。
罫線より下に字画が来ない日本語と違って、欧米語はyだのgだのが下にはみ出します。
はみ出しても快適に書けるように、基準線を上げているわけです。

ということで、バグではありません。安心してお使いください。

青い点々のアンダーラインつき候補は何?

これは変換エンジンのスペルチェッカーが表示する「もしかして」候補なんです。
たとえばええと…無理やりですが、英語版で「feber」と書いたとしますと、
↓このように2番目に「もしかして fiber?」という候補が出ます。
変換リボンの表示はふつう一番左に表示されている認識結果を信じて、
そこから変換・予測しうる候補だけを並べてくるのですが、すこし毛色が違うんですね。
そこで青い点々のアンダーラインで「ちょっと違う子だよ」とアピールしています。
…まあ、作り手の自己満足といえばそれまでです…
ちなみに今回のケースでは認識候補にも同じ「fiber」があり、どちらでも選べたりします。
そのまま入力を確定するなら変換リボン、続けて次の単語を書きたければ
認識候補を選び直しましょう。

某 PE●NUTS のセリフみたいに全部大文字で入力したいんだけど…

あるんですよ、ぴったりの認識モードが。欧米語にはね。
言語ボタンの下に「All」と書かれた謎の(?)ボタンがあるのをご存知でしょうか?
これは認識可能な文字を制限する「認識フィルタ」を指定するボタンなんです。
最初は「All」になっているのですが、これを大文字のみを示す「A」に代えると、
少しくらい小さくOやWを書いても大文字に認識します。

では日本語の認識フィルタはどうなっているかというと、、
すみません、そろそろ紙幅が尽きたというか分量的に力尽きてきました。
読者のかたもそろそろお疲れではないでしょうか?
今日のご紹介はここまでにしたいと思います。
日本語 mazec をお持ちの方は、ぜひ「 All 」をタップしてご確認ください!
いかがでしたでしょう、何か新しい「へぇ」をお届けできたでしょうか?
実はもういくつかご紹介したい質問

がありますので、リカバーして近々また間借りを申し込みたいと思います。
I'll be back.
以上、mazec辞書担でした。
手書き入力で快適なスマートデバイスライフをお楽しみください。