かえるハウスのレレケロさん

まぬけ顔したカエルが大好き!のカエラー夫婦です。
かえるネタと、わが家のカエルグッズの紹介をします。

 桜庭一樹 「私の男」

2010年04月09日 | 旅行・その他
 2007年度の直木賞受賞作品。

 受賞直後にテレビの男子アナが絶賛 していたから、気になっていたけど、

 ブックオフでやっと値段が下がっていたので、買って読んでみた。

 う~ん…。 一言でいうなら、疲れてしんどくて、読後はモヤモヤ…の本

 主人公の名前が腐野花(くさりのはな)なんていうのだけれど、

 あえてそんな気持ち悪い名前を付ける必要がどこに…

 日本で真夏 の死体がミイラ化するなんてあり得ないし、殺人が発覚しないのもオカシイ。

 花と淳悟が近親相姦に至る、きっかけの事件も気持の変化も特に理由がなく…

 時系列が昔にさかのぼっていくのに、前半に出てきた「伏線」らしきものの

 回収がないまま、謎を残して物語は終わる感じで、消化不良でした。

 2回目を読み返す気力も無く またブックオフに買い取りしてもらいました。

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