しばらく更新が滞っている間に一月もあと少し。
月日が経つのは早いものだ。
毎年一月は、年末年始でスケジュールが止まってしまうしわ寄せで、
超ハードなスケジュールになってしまう。
全国的に、この冬最強の寒波が到来しているらしい。
電車通りが、除雪が間に合わず圧雪路になっている。
今日は最高気温が0.1℃で、昨日からほぼ氷点下が続いている。
この時点で気温はー3度近い。
幸い雪も小康状態だし、道が凍結すると危険なので
明るいうちにスーパーに買い出しに出かけてきた。
さて、先日雪かきをした後に戻ってくると、
玄関のドアノブに袋が架かっていた。
町内会からの届け物か?と思ってみてみると
こんなものが入っていた。
なにやら怪しげな雰囲気が漂う。もしかして、何かやばいブツか?
よく見ると中身は、アルミニュウム アルコール ストーブと書いてある。
そういえば、この間アマゾンで買ったエスビットもどきかも。
中国から直接送られてきたようだ。
しかし、ドアノブにかけておくかね・・・。 映画じゃあるまいし。
いったいどこの配送業者だろうか。
しかし、まぁブツは無事届いたので良しとしよう。
中身はこんな感じ。
白箱の中に本体、キャリングケースが同梱されている。
青くて一瞬びっくりしたが、保護フィルムのようだ。
フィルムをはがすとこんな感じである。
アウトドアに関心のある人なら、だれもが知っている
エスビットポケットストーブのコピー品である。
アマゾン価格、送料込み¥270也。
本家エスビットとの比較。
パッと見ロゴの有無くらいで、そっくり。
サイズはほぼ同じで、閉じた状態でエスビットが若干厚いかもしれない。
本体にプレス加工されたイラストのエッジが甘いかな。
半開状態。
可動部分の動きが硬くて開きにくいが、
せんべいを両手で割るようにすると開閉がしやすい。
全開状態。
リベットのカシメ部分が変形しているが、まぁ機能的には問題ない。
両者ともパーツの切断面にバリが残っているがコピー品の方が若干バリが大きい。
エスビットの、どアップ。年季がはいっている。
made in West Germany ! 今は無き、統一前の西ドイツ製。
ある意味貴重。
材質は何か不明だが、ブリキのような感じがする。
ドイツ軍制式採用というのが売り。
さしづめベテラン伍長といったところか・・・。
多分 made in China と思しきコピー品。
よく見ると細かいところは、微妙に違うが、
全体によくコピーされている。
材質は、袋の記載を信じるならば、アルミ製であるらしい。
手に取った感じとしては、コピー品の方が若干がっしりとした
印象で、鋼板の厚みも、気持ち厚いような気がする。
ちなみに、固形燃料はついてない。
上が伍長なら、こちらは入隊したての新兵か。
こうやって二つあわせると、トランギアの五徳兼風防になる。
今回2個買ったので、エスビットは取っておこう。
実際にはまだ使ってないが、機能的には動きやや硬い他はほぼ同じだと思う。
送料込み¥270というのは、買って損はないであろう。
ネットでは、中華製の粗悪品というような評価もあるようだが、
オリジナルも似たようなもので、どちらも大差ない。
もともと兵士に支給するための簡易使い捨てストーブという性格のもので、
そんなに手間暇コストかけて作ってあるとは思えない。
燃料付きとは言え、これを1500~1600円で売るのだから、けっこういい商売だ。
今どきの100円ショップを見れば、むしろ270円くらいが
適正価格と思えるが、どうだろう?