Watch me grow !

米国に住む我が家の日々の生活と、娘たちの成長日記  By あきこ

幼稚園バッグ

2007年09月18日 | ハンドメイド

日本の幼稚園は入園前から願書提出に徹夜で並んだり、
幼稚園バッグを手作りしたり(全てサイズが指定されているとか?)
先に出産した友人の話を聞くと本当に大変そう。

アメリカでは願書受付はせいぜい30分前に並んだだけだし(前に並んでいたのはに5人ほど)
バッグを手作りする必要もない。
そもそもバッグはどんなのを持っていっても自由なのだが、こちらは通園通学には
backpack(リュック)が基本だ。

プレスクール用によく売られているのはエルモやドラやプリンセスの絵がババ~ンと
プリントされたキャラクターのバッグ。
しかし私はご存知のとおりキャラクターものは極力買いたくないタイプ。
でも普通のバックパックだと2歳児には大きすぎる。
どうしようか思案していたら、入園説明会の日に
「お家のかたと先生がやりとりするファイルとお弁当が入る大きさにしてください。
 オススメはL〇Beanのこのタイプです」
とメーカ&商品まで具体的に提示。

もちろん強制ではないが、このメーカなら丈夫だしシンプルだし使い易いのは
わかっているので、先生ご推薦のものをネットで購入した。
しかし、いざ手にしてみると、幼稚園児が使うにはあまりに味気ないシンプルさ。
それに色は数種類あったが、きっと同じカバンを持った子がたくさんいるだろう。

日本の入園時の苦労を経験せずに済んだのは本当にラッキーだったと思うが
正直なところ、ちょっぴり物足りなさも感じていたところ。
よし、ちゃっぷオリジナルの幼稚園バッグにしよう!
ってことで久々に裁縫箱を取り出した。

 

ポケットにちゃっぷの好きなゾウのアップリケ。
何かに使えるかと母の裁縫箱から拝借していた古いボタンでお花の刺繍をつけ
ちゃっぷのリクエストによりピヨピヨも追加。
図案はオリジナル。材料費ゼロ円。

一応プレスクーラー用のサイズなのだが、ちゃっぷが背負うとカバンが歩いている
のかと思うほど大きい。お弁当と水筒を入れると後ろにひっくり返りそうだ。
しかし、当の本人は相当気に入っているようで、毎朝「ハイ、チーズしたい~」と
バックパックを背負った姿の撮影をリクエストするほど。

「時間がないからまた今度」というと、もちろんイヤイヤ期真っ只中。
「チーズしたい~」と朝っぱらから泣き喚くのはお約束。

       

どうです?このゴキゲンショット。
既に縫製済みのカバンでしかも分厚いナイロン地。
小さなポケットに針をつっこんで、手に穴が開くかと思うほど苦労したが、
あなたの笑顔のためなら、おかあちゃん頑張ってよかったわ♪


プレスクール入園

2007年09月14日 | アメリカ生活

今月からこれまで通ったデイケアをやめ、ちゃっぷはプレスクールに入園した。
本当は最初から他の日本人の方や近所のアメリカ人の評判が良いこのプレスクールに
入れたかったのだが、年度途中のため空きがないので、仕方なくデイケアへ通っていた。

デイケアとプレスクールの違いは保育園と幼稚園。
デイケアの方は朝6時半から夕方6時までの間であれば好きな時間に連れて行き
必要なだけ預かってもらえる。
一方プレスクールは朝9時半から昼の1時半と時間はきっちり決まっている。
食事も、デイケアは朝(7時までに連れて行った場合のみ)・昼・おやつ付きだが
プレスクールはお弁当持参。

と、これだけ見ればデイケアの方が母的に断然楽だしありがたいのだ。
実際、デイケアの先生や友達にも慣れて楽しく通っているし、私も自由な時間が
いっぱいとれるので、別にプレスクールに変る必要はないか・・・とかなり迷ったのだ。
しかしデイケアとプレスクールにはもう一つの大きな相違点がある。
それは「園での過ごし方」。

デイケアは一応「アート」や「音楽」の時間は設定されているが、基本的に「放し飼い」状態。
食事を与え、お昼寝をさせ、あとは危険のないよう監督しながら好きに遊ばせて時間を過ごす。
ただビデオを見させているだけの時間もけっこう長い。
しかしプレスクールはきっちりカリキュラムが組まれていて、一年を通しての学習スケジュールが
ちゃんと決められている(らしい)。
別に早期教育云々にこだわっているわけではないが、ただでさえ他の子どもたちより言葉が
遅れているちゃっぷだし、キンダー(5才)に入学するまでには皆についていけるようになってほしい。
もちろんデイケアでも良い刺激をたくさんもらってきたが、もう少しきっちりみっちり先生や友達と
関わりあえる場所の方が今のちゃっぷには必要だろう。
ということで、週3日とはいえ5時までフリータイムを満喫できる生活にかなり未練はあったが
プレスクールへ入園させることにしたのだ。

  ↓デイケア最後の日。何も知らずに遊ぶちゃっぷ。
           
  担任の先生。「寂しくなるわ・・・」と何度も言いながらちゃっぷを抱きしめキスの嵐↑


さて、デイケアへ通い始めた約半年前は、あれほど嫌がって涙涙の日々が続いたちゃっぷだが、
プレスクールでは初日から"Say Bye to your Mom"と先生に言われるままに"Bye!"とあっさり教室に入っていく。
迎えに行ってももちろん泣いて抱きついてくることもなく、"See you!"と先生に挨拶して元気に帰っていく。
なんとも大きな成長を遂げたものよ・・・。

↓登園2日目。ちょっと緊張気味。2歳児クラスは生徒約10人に先生は2人。
 
                                      送り迎えはドライブスルー!↑

そして初日にアルファベットの"A"を習って帰って来たとたん、本や広告のなかからAを探し出しては
"A!"  "A!" と嬉々として指し示すように。
これまで家でもデイケアでもアルファベットはなんとな~く教えていたが、アルファベットの歌を歌ったり
でたらめに文字を指してはAとかBとか言うだけで個々の区別はできていなかったのに。
先週はAの週で今週はBを習う週。
ちゃんとBもマスターしたようだ。

先生曰く、他の子たちと何も変らず一緒にやっていけているし、先生の指示も問題なく理解しているそうだ。

さらに驚いた事に、何と今日は自分で先生に"potty(トイレ)"と言って連れて行ってもらい、おしっこができたらしい。
もうかれこれ1年近くトイレトレーニングをしてきて(といっても全然熱心にやっていないが)、ようやく最近たま~に
うんちができるようになったが、おしっこは2ヶ月ほど前に1回成功したきり。
日に2~3回はトイレに座らせるがいつも空振りばかりで

「トイレトレは本人の頑張りよりも母の根気にかかってるなぁ」とめんどうくさがりの私は半ばあきらめモード。
なのに、え?トイレでおしっこしたって?ちゃっぷの人生で2回目の?!
入園説明の日に「大丈夫、この1年の間にたいていの子はとれるようになるから」と言われていたけど、
これは期待大!
すごいわ~♪ ありがたいわ~♪♪


キャンプ再び

2007年09月05日 | アメリカ生活

前回の散々だった初キャンプ
なんとかちゃっぷのテント恐怖症を克服すべく、リベンジの2回目。
今回は子どものいるダンナの同僚家族と。
なんとこのご家族、小学校2年生の長女を筆頭に子どもは4人。
しかもこの町に住む日本人の子どもたちの中でも、一番元気っ子たち。
今年5月に生まれた4ヶ月の末娘もキャンプデヴュー。
ちゃっぷが4ヶ月の頃は外出だけでも必死だったが、
さすが、4人目ともなれば何でもござれって感じで頼もしい。

リベンジに向けての作戦は、とにかく夜暗くなるまでに
「テントの中は楽しい!」
とちゃっぷに印象づけること。

前回はちゃっぷ昼寝中にテントを設営してしまったため、
夜寝る時に初めてテントに入れることになったのが敗因。
しかもその直前にブランコから落ちて顔面傷だらけ、
機嫌はこれ以上ないくらい最悪だったから仕方ないが、
キャンプに来ているのにキャンピングカーでもない車の中で
夜を明かすのはもうゴメンだ。

今回はちゃっぷも一緒にテントを建てるのを手伝わせ、出来上がったテントの中で
お兄ちゃんお姉ちゃんたちと『インデアンごっこ』(奇声を上げてさわぎまくる)

見事に作戦は成功し、テントの中でひとりで踊り狂うほどに。
 
すっかりテント恐怖症は克服された。

トレッキングや川遊び、スイカ割りも初体験。
 
お兄ちゃんお姉ちゃんからもいっぱい刺激を受け、またひとまわり成長したちゃっぷであった。