花王の沢田道隆社長は17日、上海市内で記者会見し、2015年度までに中国市場の売上高を現在の3倍以上となる年間500億円に引き上げる意欲的な計画を明らかにした。ベビー用紙おむつなどで需要が急増していると判断。
「新技術を使った新製品を日本より先に中国に投入する」(沢田社長)などとして、中国市場への傾斜を強める方針だ。
花王は昨年、安徽省合肥に紙おむつ専用の新工場を完成させ、通気性や吸収性などで要求の高い中国の消費者向けの「メリーズ」生産を開始。新製品の研究開発も中国で進めている。
地場代理店との提携関係拡大で、販売地域も広げる。現段階の中国市場での売上高は約150億円という。
来年には上海郊外で古紙再生利用技術の工場を完成させるなど、環境問題の対応技術でも中国市場を開拓する方針だ。
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/7867995/
「新技術を使った新製品を日本より先に中国に投入する」(沢田社長)などとして、中国市場への傾斜を強める方針だ。
花王は昨年、安徽省合肥に紙おむつ専用の新工場を完成させ、通気性や吸収性などで要求の高い中国の消費者向けの「メリーズ」生産を開始。新製品の研究開発も中国で進めている。
地場代理店との提携関係拡大で、販売地域も広げる。現段階の中国市場での売上高は約150億円という。
来年には上海郊外で古紙再生利用技術の工場を完成させるなど、環境問題の対応技術でも中国市場を開拓する方針だ。
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