以前、外部フィルターはES-600をメイン1台で使っていましたが、あまりにもポンプがうるさいので今は自己責任でポンプを外したADA・ES-600をサブで物理濾過、エーハイム2213をメインで生物濾過に使っています。 ES-600はフルに濾材を入れると2213の駆動力が落ちるので2213のサブフィルター容量と同じ3Lにしています。それでも1台で使うよりは流量は結構落ちています。
現状のやり方ではES-600の容量をフルに使っていなくてもったいない気がします。
理想は今と接続を逆にして、2213で物理濾過をした後にES-600に濾材をフルに入れて生物濾過をすることです。そのためにはES-600を駆動させなければいけません。
ネットで水陸両用ポンプというものの存在を知り、これを使ってES-600を駆動出来ないかと考えました。エーハイムの1048というポンプが2213のワンクラス上の2215とほぼ同じ流量で、音も無音に近いという評価を見てダメもとで購入することにしました。
元々のES-600のポンプはこんな感じで付いています。
2つのポンプを並べてみると1048はいかついです。
ES-600は流量360L/hでエアーハイム1048は620L/hでES-600は1048の半分の流量ですがトルクがあるので濾材の量などで流量はほとんど変わらなく、1048はサブフィルターなどを連結すると3割ほど流量が落ちるとの事。それでも1048の方が流量は多いはずです。フィルター内の濾材がかなり増えるとバクテリアが酸欠になりやすくなるのである程度は流量があったほうがいいと思います。
ES-600はサブフィルターの連結は禁止されていますが、1048はエーハイムのHPで2213サブ1台を接続した例はありましたが、2台連結は2215サブをもうひとサイズ上の1205での例しか載っていないのでここは自己責任でやってみます。
本来のポンプを外すと天板に突起が2か所あるのでこの間に防振ゴムを置き、その上さらに防振ゴムを乗せて1048を置きました(置いているだけ)
とりあえずES-600を空の状態でモーター音を聞いてみます。だめだったらここでアウト、元に戻します。
結果は、ほぼ無音で流量もたっぷりなので2213を連結することにしました。
ES-600は容量6Lと言われていますがこれはキャニスターの容量で濾材は5L弱となります。ES-600には2213で使っていたADA・バイオリオMをそのまま流用し、足りない分を更に足します。
コンテナ無しの2133サブはエーハイムメック3Lと今回は細目フィルターパッドを入れています。流量があるので細目フィルターを入れても問題ないようですし、細目フィルターを入れる事で吸水口のスポンジを外して水槽内の見た目を良くできます。2213はコンテナを外すと2213専用の細目フィルターでは径が小さくなり隙間が出来てフィルターの効果が半減するので、2215用がいいようです。今回はES-600で使うつもりで買っていた2217用があったのでハサミで切って径を小さくして使っています。で、濾材は計8L弱となりました。
設置するとこんな感じ。ほぼ無音です・・・2213より静かかも。早くこのモーターの存在を知っていればと思うのですが、今の知識や技量があっての事だと思います。
ES-600は音に加え、エア噛みも酷くて頻繁に止まっていたので、このやり方も水漏れを含め暫くは様子を見ていこうと思います。
*ES-600を快適に使っている方もたくさんいらっしゃいます。
たまたま自分のフィルターがハズレか相性が悪かっただけなので、ES-600を否定するわけではありませんのであしからず。