ここ木次線は瀟洒な「木造駅舎」が沢山残っており、昭和初期に建てられた歴史在る駅舎が殆どだ。この駅舎達の保存状態の良さは、舎内のベンチに腰掛け、辺りを見渡すと尚更清掃が行き届いている事に気がつく~其れだけ地元住民の方達に愛されているのだなぁ~と、痛感させられる~(^。^)
辺りはシンと静まりかえっていて・・耳を澄ますと 虫の鳴き声が聴こえてくる
備後落合駅で交差する「木次線」と「芸備線」は西日本を代表する「ローカル線」で、全国から鉄道マニアが・・嫌、マニアだけでは無く、古き良き昭和を愛して止まない方達が多勢訪ねて来られるらしい。
事実この日も、カメラを持った旅行者らしき人達を数組見かけている。その中の一組の初老のご夫婦と言葉を交わす機会があり・・どうやら「岐阜県」から来られたようで、今回4泊5日を掛けて、ここ中国地方のローカル線の「木造駅舎」を写真に納める旅を楽しんでいると言う~(^。^)
ホーム反対から撮っていると其処へ「宍道行き」の気動車が入ってきた
停車時間はホンの数分・・1分位だろうか? ゆっくり発車しだした気動車が遠くになり、Eg音が聞えなくなると、再び里山はシンと静まり返り、また「虫の鳴き声」が聴こえてきた・・・
~初秋・・紅葉には未だ少し早いが、それでも稲穂が垂れ黄金色した里山の田園風景を目の前にすると、もうそれだけで「旅愁」を覚え、四季のある「国」日本の素晴らしさ再確認した~(^^♪