働きたくても働けない・・・について考察 その2
働きたくても働けないというニートが生まれる背景
(ニート側にあるニートになる原因)について書かれている記事がありました。
ニートの6割 部活未経験 希薄な社会性 未就労の原因 学力・家庭環境は関連せず
「ニートなど定職に就けない若者は、学校時代に部活、サークル活動など課外活動に消極的で、今でも友人が少なく外出もあまりしない-。読売新聞社が実施したインターネットモニター調査「若者の生活と仕事に関する調査」でこんな傾向が分かった。学力や家庭環境には特に問題は見あたらなかった。社会とのつながりが希薄なことがニートを生む原因とする関係者の見方を裏付けるもので、働く前の段階で様々な支援が必要だと言えそうだ。」
(斜字部が読売新聞2006年5月26日朝刊より引用)
(ここでは働きたくても働けないという若年無業者についてスポットを当てます。)
やはりそうだったか。。。という感じでした。
というのも、アルバイト採用・パート採用事情を見ても、
半ば即戦力志向傾向になりつつあるということを考えると、
こころの能力(社会性など)を伸ばすには学生時代の部活しかチャンスはないな
・・・とつくづく感じていました。
というのも、部活には・・・
●チームワーク能力・社交性・働きかけ能力などのコミュニケーション能力
●いかに勉強と両立できるかという要領の良さ
●そのチームにいてどのポジションが得意か?どのポジションが苦手か?・・・という明確な自己分析の材料
・・・などが学習できる(アルバイト就業以前の)最大のチャンスであると感じるからだ。
(しかもいずれも就職にとっては基礎能力だと感じる。)
そこで連想されるのがよく学びよく遊べという諺だ。
その諺を英語の直すとAll work and no play makes Jack a dull boy.
(勉強ばかりで遊ばないと子供は馬鹿になる)という訳だが、まさに的をいている言葉だ。
まさに、勉強ばかり時間かけていては本当に社会に参加するために必要な能力が
育たないと・・・
逆に、部活に力を入れて、いかにして短い時間で学問をこなしていくか
・・・というほうがますます大切になってくると思う。
つまり、人の何倍も時間かけて人並みではいかんということです。
・・・ということで、これからの子育て像の仮説としていかのが挙げられるのではないであろうか。
●部活への参加意欲の増進させること
●勤勉より能率・いかにして勉強と部活の両立の戦略を考える大切さを教えること
●人生に計画を持たせて早期からビジョンを立てること
・・・などが必要でないかなと私は考えます。