やったろ!既卒からの社会人奮闘の記録

何事も一歩一歩。それをモットーとして人生という茨の道を前向きに進んでいく。

メーデー直前・・・富の再配分という言葉は何処へ

2006年04月30日 23時38分18秒 | 時事コラム
気になるキーワードとして、サービス残業の合法化ですな。
たとえば、新裁量労働制、厚労省検討へ 「割増賃金」適用除外に・・・とか
企業の健康管理義務もなくそうしたりする・・・というふうな。

ますます、改悪されていく労働法制といいたいところですな。
いかにも、経営者・大株主の取り分を増やそうという姿勢が感じますが・・
それに、経団連のいいなりというような感じが強いとおもいます。
まさに、大企業の大株主・経営陣のわがままに答える小泉首相といえそう。

しかし、経営者・大株主の方は気づいているのであろうか
顧客とは別の神でなく、社会貢献に力を入れているいち労働者であるということを・・・
経済学でも、富の再配分という言葉があるように・・・

A.利益を労働者に適切に配分する。

B.労働者のモチベーション・消費意欲があがる

C.会社への忠誠心の向上により、さらに商品の質を伸ばしていこうという気になる。

D.商品の質が上がり、長い目で見ると企業が成長する

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・・・という風(富の再配分)な感じです。

しかし、今はこのような流れは崩れて、目先の利益・利益と追求し、
労働者からピンはねし、経営者・大株主だけ得をしようという姿勢が見える。
さらに派遣となると、派遣先と派遣元の二重にピンはねだからな。
こうなると・・・

A.利益を労働者にピンはねした上で不適切に配分する。
そして、ピンはねした分は経営陣・大株主の取り分に

B.労働者の会社への忠誠心・モチベーションがさがる

C.商品の質が下がるどころが離職率の向上・少子化の深刻化など国力低下に繋がる。
 さらに心身に影響を与え、体の病・心の病を持つ(特に重いうつ病)患者が増加
 労働力の減少(ニート増加も含めて)に繋がってしまう。

Aに戻る

・・・というふうになっているということをインターネット上から読み取れます。
まさに、この法律が施行されると、正社員でもヒトとしてでなくモノと扱われるようになるんだなと。
しかも、格差社会でなく搾取社会といってもいいような。
まさに、奴隷制度の復活といっても過言ではないといえるのであり、
ゆるせるべき法律でないのは明らかです。

ますますネット上での草の根運動の大切さを実感させた記事でした。

今回はかなり愚痴というニュアンスですが、メーデー前日ということで。

以上、トラックバック練習板の今週のお題「気になるキーワードは何ですか? 」
のお題に対する答えをかねての書き込みでした。

若者の離職率の高さとキャリアプラン..._〆(゜▽゜*)

2006年04月29日 23時49分31秒 | 就職活動
昨日、ETV特集「就職・4年目の私」大卒離職率35%の衝撃
・・・というのをみました。
最近、七五三現象といわれる、離職率の高さを反映してか、
20代の本音の真相を明かしていく番組であった。

確かに、団塊の世代はとらばーゆの語源である苦労という言葉を用いて、
就職とは理不尽なこと・苦労を乗り越えてお金をもらっていくものだよ・・・というセリフも否めないが。
どんな職業でも理不尽なことはあると感じる以上は・・・

しかし、20代のほうが団塊世代の言うような精神論に惑わされず、
はっきりといったような自分像をプレゼンテーションしていたかという風に思える。
特に、就職氷河期世代の人が多かったので、なおさら強い印象を与えた。
就職氷河期といえば、採用を見送りますというケースが多くて、
自分の望む職業にありつけないケースが多くて、精神的に不安定になり、
内定欲しさのために、手当たり次第に就職活動・・・というケースが多かったといえます。
ゆえに、その経験からか説得力があったプレゼンテーションでした。

ここで、思い浮かべるのが、SWOT分析(※)という言葉です。
今回の20代のプレゼンテーションからそのようなニュアンスがにじみ出てきました。

(※)SWOT分析とは、S=強み・W=弱み・O=機会・T=脅威という略語です。

たとえば、どういうところで具体的な根拠のある上での自信なのか、
(例)人と接することに自信がある ⇒介護などのサービス業
・・・という風に。
そして、自分のWの部分に当たったとき、本当に自分はここにあっているのであろうか
・・・という葛藤のシーンも見られましたし。

また、本題から外れるけど、Oの部分・Tの部分も大切な要素だと。
Oの部分というのはここに伸ばせていける可能性を見つけたからという志望動機に繋がっていくと思うし、
Tの部分というのも、どれだけ業界・企業分析したかということでそういう部分に繋がる
意見を求める質問も問われたこともよくありましたし。
また、社会人になっても、Tの部分は会社に入ってやるべきことという点に繋がっていくと感じます。

機会と脅威・・・志望動機作成・業界分析にとってはここが最も重要な部分だと感じます。

いかに職業選び&面接というのはその自己分析=自分という企業のSWOT分析の結果を
具体的かつ上手にプレゼンテーションしていくものだなと改めて実感しました。
そうして、自分の心からここで働きたい!という職場を見つけるものだと。

まさに、人生はSWOT分析の連続だな・・・と改めて実感しました。

ありえん・・・

2006年04月28日 22時51分51秒 | 就職活動
今日、なんかヤングハローワークから電話かかってきて、
(とあるIT企業)の応募が再び再開されたという旨の電話がかかってきた。
一旦、募集を打ち切ったと思ったら、結局は1ヵ月後にまた求人出すのね。

こういう何ヶ月もある求人も意外とあるんだよな。
場合によっては、空求人というものもありますからね。
派遣・請負・契約社員も含めですの(しかも、最近の早期離職率の高さを踏まえていない)
失業率やら有効求人倍率って一体??
・・・という感じですね。
正社員の実質的な有効求人倍率は依然として低そうだ。
ハロワに行ってみると依然として順番待ちを要するほどたくさん人がいるし。

福知山線脱線事故から一年

2006年04月26日 12時23分49秒 | 時事コラム
ローカルニュースを見てみると、あの映像が出てきた。
そう、電車が脱線し、先頭車両がぺっしゃんこになっているシーンである。
そう考えると、今でも悲しさが増してきます。

でも、福知山線事故の報道姿勢を見てみると、何か苛立つものを感じてきたのである。
一種のメディアスクラムというものだな。
本当の報道の役割は、事故を述べる⇒(冷徹に多くの視点から入れたうえで)その事故の本質から今後の事故を起こさないための提言というものと感じるのだが。
(放送法にもできるだけ多くの論点から論点を明らかにすること・・・と書いているが)
一連の報道番組を見てみると、何か感情的にバッシングしているようなニュースも散見された。
しかも、どうやれば事故を防げるか?という提言的な要素はなく、
一方的・視野の狭いにJR西日本のバッシングで終始した報道姿勢に苛立ちを覚えたこともしばしばです。

むしろ、某巨大掲示板群の鉄道ネタを取り扱う掲示板のほうが、
放送法にも忠実であり、冷徹に議論が成り立っていると感じたこともしばしば。
(もちろん、一部の「厨房」の書き込みは除いてです)
しかも、そちらのほうが本来我々が学ぶべきメディア・リテラシーの育成にも貢献すると思うし。

かえってJR社員のプレッシャーを増し、更なる事故の原因に繋がるになるのでは

・・・という仮説もインターネット上では散見されましたが、まさにその言葉を思い浮かばせる。

インターネットの有無による情報格差が出てきたなと実感するとともに、
既存メディアって金儲け主義にはしる民間企業のひとつだなと改めて実感。

そうして、本当の安全性とは何か?ということを考え、
こないだ説明会を受けた物流会社の志望動機(ESには志望動機欄がなかったので)を
考えるヒントにしようかなと思っている。
結局、安全に運ぶことが物流の使命であり、鉄道業界の使命ですから。

自己分析って・・・

2006年04月25日 23時45分33秒 | 就職活動
ここで働きたいという職種・業界を決める際に必ずやらねばならぬもの。
それが自己分析です。
最近は、自己分析は不要だということもよく聞かれるが、
本当にあった職種を探すためには、必要であるな・・・と思う。

前置きはそこまでとして、(私が思う)自己分析で最も要になる要素として、

組織内においてどういう役割を果たしてきたか?
(ちなみに、ここでいう組織内とは部活・サークル・アルバイト・ゼミなどなど)

・・・という点ではないかと思う。

そのことを今書いているエントリーシートでそのような質問を見て改めて実感した。
ちなみに、過去にも・・・

1.リーダー 2.サブ・リーダー 3.脇役 4.問題児

というものから選ばせ、その理由としての具体的なエピソードを加えていくという課題もあった。
いかにも適性を判断するのに的をつついた質問だな。
それに、いかに自分の組織の発展のために、果たした役割というのをいかに自覚しているか
・・・と問われているように感じる。
結局は、会社に入っても経営組織という発展のための活動=会社内での仕事ですから。

さて・・・

リーダーの場合なら、店長・プロジェクトリーダーなど人を統率することが中心の仕事
サブ・リーダーの場合なら事務・総務などのコア社員のサポート的な仕事

・・・と思い浮かべそうですが。
しかし、さらに深く突っ込まなければいけないのは自分の果たした役割が脇役の場合かなと。
そうなってくると自分の得意なこと(組織の発展に生かせるもの)となってくると思う。

たとえば、今までの人生の中で説得が上手であれば営業職・・・というふうに。

それでも、脇役として果たせるだけの(問題児にならない)人間関係構築能力は前提だと思いますが。
やはり、就職に際してはコミュニケーション能力(人間関係構築能力)が最も重要だなと。

そう「チームワークにおける自分の得意な役割」という課題を含めたエントリーシート作成の傍らに原点に返ってみました。
ゴールデンウィーク明けにそれを持参して1次面接ですから。準備は綿密にしなければね。