MEMOONO

Experiment Evolution

4月の台北

2017-04-17 02:34:04 | Weblog
まず一つ
台湾のアートフェアに来て、4月15にスライドショーを行った。
そのためこれまでの生物についての作品全体を、俯瞰して思考した。

近年の作品一枚一枚には意図があるのだが
ふりかえるとその一枚一枚には矛盾する要素を入れ込んである。ということ

肯定否定が入り混じっていて、観賞に対して、いやがらせのように
わかられたり、意図が結実しないようになっている。

これは写真メディアの特性を考えて、利用するべき長所、「強み」として行っているということ。



夜には、台湾の写真家、中国の写真家、一回りも年下の中に誘われて、五人で朝まで夜をブラついた。
言葉はよくわからなかった。ただ缶の酒を入れ、夜遊びして、明け方道端に座って、広い道路の静かな未明、自分以外のみんながおもいおもいの好きな唄をうたいだしたから、アッこれはどこかで体験したのだけど、でももう戻ってこない時間を、なぜか少しだけタイムトンネルが現れて、戻った。そんな気がして、でも誰かに話すと割れて消えてしまうだろうと。だから、みんなの知らない言語の響きにそっと耳を傾けた。私は唄わなかった。その時、胸を熱くしたし、もう話さなかった。

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