阿蘇乙女(あそおとめ)
安達潮花氏(明治20年~昭和44年)は安達式挿花の創流者で、
いけばな近代化の先駆者です。同時に椿のコレクターとしても高名です。
美人の誉れ高かった故・安達とう子氏は次女にあたられます。
2000年頃だったでしょうか。横浜市青葉区と東京都町田市にまたがる横浜こどもの国でボラン
ティアとして椿の森のツバキやサザンカの手入れをして、切り落とした枝をいただいてかえり、ス
ケッチをしていました。上図がそのころの絵です。
こどもの国の椿の森とは、花椿をシンボルマークとする(株)資生堂が創業百周年記念事業として
安達潮花椿コレクションを買取り、こどもの国に寄贈したものです。