誰か一人と出会い
時を重ねてゆく時
そして その人と
恋なんかしてしまったとき
あたしは潜る
それもまっすぐ下に下に
どこまでも深く
海に潜るように
恋の相手の
心にも体にも潜ってゆくのをこころみる
そしてそれは
ちょっと息苦しい
不思議とそれは嫌ではなく
快く甘やかにでさえある
どんどん潜る
光のないところへ
瞼を閉じているのか開いているのか分からないくらいになった
暗闇の中の暗闇
あたしの身体そのものが
目に似たようなものになる
全身で闇を吸い込む
息苦しさとあまやかさでうっとりと
暗闇の中も悪くない
恋をしているときそう思う
時を重ねてゆく時
そして その人と
恋なんかしてしまったとき
あたしは潜る
それもまっすぐ下に下に
どこまでも深く
海に潜るように
恋の相手の
心にも体にも潜ってゆくのをこころみる
そしてそれは
ちょっと息苦しい
不思議とそれは嫌ではなく
快く甘やかにでさえある
どんどん潜る
光のないところへ
瞼を閉じているのか開いているのか分からないくらいになった
暗闇の中の暗闇
あたしの身体そのものが
目に似たようなものになる
全身で闇を吸い込む
息苦しさとあまやかさでうっとりと
暗闇の中も悪くない
恋をしているときそう思う