火星ねこ パズル

日々の日記

出産記録4

2009年07月14日 09時29分17秒 | 出産&入院記録(‘09・3.10~15)
赤ちゃんが産まれて、胸に抱かせもらうまえ、そうだ、
体を洗ってもらって、おむつ、臍の緒の消毒、身長体重等の測定。誰の子かわかるように足首にネームタグを付けられてからかな…
胸に抱かせてもらって、おくるみに包まれて
写真を何枚か撮ってもらって
新生児室へ

私は放心状態&気分の静かなる高揚。。。仕事にいく前のわあちゃんと20~30分話をした、今の赤ちゃんを産んだ時の気持ち。口々に言葉に出来ない気持ちを言葉にして。。。
赤ちゃんの入り口を先生に縫ってもらっているとき
お産婆さんと産婦人科の先生という職業って素晴らしいですねーって会話をする

2時間程分娩台の上で横になってた(妙に寒かった)
その後、いったん陣痛室へ移動
また3時間程横になる

おトイレいったら
動悸がきて動揺するも、たくさん出血したばかりだから、誰でもそうなると聞いて安心

お昼ご飯の時間になったので
もりもり食べる

車椅子にのって病室まで連れていってもらいました

出産記録は3の途中までで、今回ブログに更新するにあたって
数日前から、育児の合間をぬって書いたのですが
ところどころちょっと記憶が薄れているのですが
産まれた瞬間の産声は今でもはっきりと覚えています

今、産まれたての写真を見ているのですが
懐かしいです
とてもとても懐かしいです


産まれてきてくれてありがとう
月並みな言葉だけれど
このひとことに尽きるのです


出産記憶を読んでくだすった方
どうもありがとうございました


出産を控えてこれを読んだ方(そして、もしまた出産する機会に恵まれることがあるかもしれない未来の私に)
あんずるより産むがやすしです

そして、出産にあたり関わってくだすった皆様に感謝を

最後に
今回、主人にどんなに助けられたか。
と、いいますか
主人が産んだんじゃなかろうかと
私は思ってます

出産記録その3

2009年07月13日 09時26分52秒 | 出産&入院記録(‘09・3.10~15)
***汚いと思われる描写や痛い描写が含まれます。それらに少しでも抵抗のある方は読むのはお勧めしません***9日夕方、両親と夕ごはんを食べた後
陣痛の感覚を書く
19時頃 わあちゃん帰宅
陣痛がかなり規則的にくる
痛さでうろうろ動き回る

両親は帰って
さらに痛がる私
陣痛の感覚を書いてくれるわあちゃん
20時頃 病院に電話(この時、陣痛の間隔5分くらい)
来て下さいと言われる。我が家を後にする。次に帰ってくるときは、出産を終えたあとなのか?!そう思うと不思議な気持ちだった。
20時20分ころ到着

一度分娩台に上がって子宮口をチェック
呼吸法を教えてもらったけれど、私はどうやら吸い過ぎらしい
ゆーーーーーくり吐いて、スッと息を軽く吸うだけで良いといわれる。本当はもっと吸いたい。習った呼吸法と違う…と、思いつつ、助産婦さんのいわれるがままになる。必死だ。
子宮口は4センチ開いていた!(この子宮口チェックの痛いこと痛いこと…)このまま入院です-と、いわれる
『おお…10センチが最大だから約半分か……』ぼんやり思う

陣痛室へ待機
揺れる椅子に座る
時々 ベットに横になったり座ったり
わあちゃんが陣痛感覚をメモにセッセと記録
2~3分間隔になったと思いきや遠のく
もどかしい
遠くから新生児の泣き声が聞こえる
赤ちゃんを産むんだ…声が聞けるんだ…と、前向きな気持ちをもらう。この時はわあちゃんと会話を楽しむ。

とにかく痛い
陣痛がくるとわあちゃんにグーーーっと腰を押してもらう
汗だくになる。わあちゃんも汗だく。
口で息をしているので、とにかく唇がかわく
リップをマメに塗る
スポーツ飲料を飲む

時々 子宮口のチェック
これが痛いっ!耐え切れず『いたあああああああああーーーい!』と叫ぶ
お腹に聴診器のようなものをあてて、胎児の心音をチェック
ドゥードゥー聞こえる

痛い痛い痛い痛い
とにかく鈍い痛み
どんな体勢になっていいのかわからなくなる

寒くないのにガクガク震えが止まらない(これは、出産にたいして恐怖心がある人がなるらしい。本当か?)落ち着こうと呼吸呼吸

どんどん陣痛が進めばいいのに
進んだと思うと遠のく…
陣痛が無い合間に強烈な睡魔がくる
強烈睡魔→陣痛→強烈睡魔→陣痛の繰り返し繰り返しで
体力がどんどんなくなる
先が見えない辛い

日付が変わって10日2時頃かな。深夜子宮口は8~9センチまで開いたようなのだけれど「いきみたい感覚」が全くない…先は長いのか?
吐き気もくる
助産婦さんが子宮口をぐりぐりぐりぐり刺激するもチョー痛いだけ。
強烈睡魔→陣痛の繰り返し
吐き気
まだ赤ちゃん下がってない
どうしたらいいかわからなくなる。3時頃、『もう頑張れない』『もう嫌だ』と訴える。弱音ってわりと言わないほうなのだけれど、弱音連発。誰かに変わってもらいたくなった。逃げたくなった。(今思うと、そんなこといってもどうしようもないのに…ってことを訴えてた。。。)いきみを逃すために、肛門をギューっとやると良いと聞いていたけれど、私の場合いきみたいゼロだったから、肛門は不快だった

歩けるだけ歩いて赤ちゃんを下げようとするも成果無し
痛くない時歩いて、陣痛きたらわあちゃんと、何故かドアノブにしがみついていた

吐き気がまた来てつわりが頭をよぎる
お腹も痛いのに、さらに吐き気なんて耐えられない!と、トイレに駆け込んで吐くと同時におもいっきり破水
三回吐くと三回勢いよく破水
助産婦さんに破水を告げる

分娩台に移動
(4時か5時くらい?)
いきみたいゼロなのに…と思う

点滴の針の痛みで、陣痛が少しだけ紛れるから、針の痛みが嬉しいくらいだった

結局、いきみたい感覚ゼロのまま出産
痛いとき、いきんだ

いきむとき、
『声を出さない』『顎を引く』『目を閉じない』の三つを言われたのですが
私はその全部逆の
『(痛いから)声を出して』『顎をぐーんと上げて』『目をおもいっきりつむって』いきんだ。汗だく。

顔から出産するのではないだろうか、と、いうくらい顔に力が入った。大も小も出ても、なお赤ちゃんが出る気配無し。
私はいきむの下手。先生に『大をするように、いきむんだ』と、言われていきんでも下手、パワーが足りないのか
いきむ前に『吸って吐いて吸って』と言われていたのですが、余裕がなく、呼吸がままならない。わあちゃんが呼吸法を教えてくれた。わあちゃんの呼吸法にすがる。わあちゃんの顔をガン見。特にわあちゃんの目を助けを求めるように凝視。必死。

赤ちゃんの頭が股にきたとき、とてつもないカッとした熱い感覚が
そこからまた、いきみたい感覚が無くて…しばらく時間が
赤ちゃんの心電図が弱まってきた
先生に『最後は自分でがんばるんだ』と言われ
力を振り絞る。
何度かいきんだ(いきみたい感ゼロのまま)
(事前に麻酔したのか不明)パチンパチンと赤ちゃんが出やすいように入り口を切られる
切られるとき(痛いのイヤだな)と、思ったけれどあまり痛み無し
また、いきむ。
『いきみたいとき言って』と先生に言われるも
余裕ゼロ、むしろ余裕マイナスな私は勝手にいきんでた
でも、脚はつってチョー痛いし
体力の限界だったので
ヘナチョコいきみ

もうダメ…ってずっと思っていたら
『きゅぽん』って音とともに(←後から知ったのですが吸引分娩でした)
『ほわわあああ-』産声
産まれた
『6時21分です』って看護士さんの言葉
私はぐっっったり
赤ちゃんはすぐ洗われて、胸に抱かせてくれた。トレーに入った胎盤を見せてくれた。レバーのようだった。
撮影許可が出たのでデジカメ持ってきて何枚か撮ってもらう。
二人とも感無量。わあちゃんは30分くらい一緒にいてくれた後、仕事へ(一睡もしていないのに)

感動して涙が出たという余裕は無かったけれど、味わったことのない感情が胸の中に溢れる。

文字を打っていたら、長くなったので
出産記録4へ続く…

出産記録 その2

2009年07月12日 08時45分04秒 | 出産&入院記録(‘09・3.10~15)
3月9日 おしるしが来てから
なんとなくな陣痛が来る

布団に入るも眠れないので
コタツの部屋へ。
また陣痛、呼吸法のプリントをじっくり読み返す

朝6時頃から
陣痛が来た時間をメモ始める
順調な感じ
わあちゃんを起こして
おしるしの事を告げて、仕事に送り出す
いよいよ定期的に来るか?!と、おもいきや8時頃からパタッと間隔が50分、40分とか。しかも陣痛が弱い。
このまま陣痛が萎むのか?
10時30分ころ産婦人科から電話。一度来て下さいって。
来てくれた実家の両親と11時30分ころ行って診察。
『まだまだ。早くて今日の夕方か明日、明後日だろう』と言われ、もっと陣痛が強くなったら連絡してだってさ。

遅くとも明後日には産まれるってことだね。

ピリッと気を引きしめる。
でも肝心の陣痛が弱い。
お昼をもりもり食べる。
16時ころからまた良い感じで陣痛が。

呼吸法のコツのようなものを掴む。まさに波(陣痛)にのるサーファー(呼吸)のようにやれば良いのだ。呼吸法に合わせると、まだまだ余裕の陣痛だ。

↑*↑*↑9日 夕方 書

出産記録 その1

2009年07月11日 12時36分44秒 | 出産&入院記録(‘09・3.10~15)
3月9日0:30頃
おトイレにいくと
出血が
妊娠してから一度も出血していなかったので
一瞬事態が飲み込めず固まる
すぐに「これ…おしるし???これがおしるしなのかな?」と、この時何故かおしるしを他人事のように感じて、妙に冷静。
(他人事のようにすることにより、冷静さを保とうと脳みそが仕向けたのかな)

眠気が吹っ飛び、産婦人科からいただいていた『分娩の兆候』というプリントをジッと読み返す
おしるしのところで「一度病院へ連絡を入れて下さい。」の、一文を心の中で何度も反芻して、これって今、深夜でもいいものなの?と、考えてしまう
その間、何度かおトイレに行って確認
命にかかわることなので電話
テキパキとした指示を貰って
安心。やるべき事がわかった。
出血が止まらなければ、その日に病院へ
出血が止まって、陣痛も規則的に来なければ経過を見守るようにとのこと
『おしるしの後、2~3日中にお産が始まる合図』と、あるけれど
これも個人差があるみたいなので、私はどうなのだろう。

いよいよなのか。。。そうか、臨月に入れば、いつでもいよいよだ!
怖いとかの負の感情は今は全然無い
なんだか少しワクワクするくらい
会えるの?ずっとずっと長い長い妊娠期間にうんざり気味になってしまった時もあるけれど
いよいよ会えると思うと
楽しみだ!未知の体験だ!
今のところ、お腹の張りも生理痛のような痛みもおしるし前と変わらないペースである。全然規則正しく無い。
*↑*↑*9日午前2時55分に覚書**

・・・・うし?

2009年03月15日 09時57分58秒 | 出産&入院記録(‘09・3.10~15)
母乳の乍乳量がすごい・・・
母乳右肩上がりで増えた
右肩上がりどころか
ギューーーーンと垂直くらいの伸び

有り難いです
出るか出ないかギャンブルだと思っていたから
ただひたすらに感謝です

どうやらうちの母方のおばあちゃんも豊乳だったようで(おちちタップリ出る)似たのかな

自分でセッセと乍乳していると
気分は牛そのもの
そういえば今年の干支は丑年だった
丑年産まれの赤ちゃんだから
ブログでは『うしお』『うしきち』にしようかな

母子同室2日目

2009年03月15日 08時42分09秒 | 出産&入院記録(‘09・3.10~15)
昨日は眠かったけれど
赤ちゃんも3時間グッと眠ってくれて
あまりぐずらなくって
助かりました
色々な日々を越えて
赤ちゃんの成長を見守りたいです

少ない睡眠時間でも
夢をみました
父わあちゃんが浮気をした夢(笑)
私はぷりぷり怒りにみを任せて
わあちゃんの洋服を水溜まりにエイヤー!エイヤー!と投げ付けていました

産後の抜け毛がはじまった
髪の毛切っておいて良かった

昨日くらいから
円座がなくても座れるようになりました
思ったよりも早い回復
お尻の肉全体、太もものお肉もをペターンとつけるパンダ座りのおかげです

今日 退院
あっという間の10日~15日でした

久しぶりの外

赤ちゃんにとっては人生初めての外

どきどきわくわくする

少子化

2009年03月14日 21時33分29秒 | 出産&入院記録(‘09・3.10~15)
つくづく思ったのが
妊娠出産までの費用の高さ

一時金とか有り難い制度なんだろうけれど
面倒臭い
回りくどい
保険にすべき。今の今までなんで保険にならないのか。病気ではないけれど、妊娠出産は命を懸けてやること。それを医療費として扱わないなんて理解出来ない。病気じゃないからって理由は理由にならない。やってることも医療行為そのものだし。保険にしてもなんら不思議はない。
あと、産んだ後、働きたい人の為の子供を受け入れる受け皿の少なさ
そうしてその費用のまたかさむこと
子供と一緒にいられる時間を削ってまで働かなくてはいけない時もあるのに
これでは子供を預けるお金を稼ぐ為の労働になってしまう
全くもって本末転倒

あと不妊治療の高さ
高いなんてもんじゃない
バカ高い
それでも時間もお金も精神力も削って頑張ってる人がたくさん
不妊治療の早急な保険導入を望む

政治家さんは
必ず年金と少子化問題を取り上げるけれど

今のままでは出生率が上がるはずがない。子供を…と思いながらも躊躇する夫婦の気持ちもわかる
産みづらいもの
育てづらいもの

出産一時金を期間限定で引き上げるとか
妊娠検査無料とか
またややこしい制度としか受け取れない。その場しのぎの印象
根本からごっそり変えないと

本当に50年後…30年後
ううん10年後の日本の未来はどうなるのだろう

子供の豊かな国にすれば
年金問題もおのずと見えてくるのではないだろうか

無料だから子供を産みましょうって発想じゃあなくて
安心して妊娠、出産、育児がしたい

子は宝だ
それは国にとってもそうだろうし
そして何より夫婦にとって

お祝い膳

2009年03月14日 19時58分52秒 | 出産&入院記録(‘09・3.10~15)
・ステーキ(焼きかげんはミディアム)ハート人参とポテトそえ
・コーンポタージュ
・ごはん

退院前日夜は豪華料理です。あっというまでした
こんな贅沢していいのかしらってくらいです
わあちゃんといただきました
二人で食べたから
なおさら美味しかったです
幸せです

世界一のクッキー

2009年03月14日 17時00分34秒 | 出産&入院記録(‘09・3.10~15)
クッキ-だぁ!!

お仕事終わって、病院に来てくれた父わあちゃん

友達が来てくれていて、しばらく皆で話していて、友達が帰った後、かばんからタッパーを…
クッキー!
ホワイトデー!

昨日、病院から帰った後 作ってくれたのです














お菓子を作ったの初めてだって言ってた

世界でいちばん美味しいクッキーだった

ありがとう
もろもり食べておっぱいだすからね~

はじめての夜

2009年03月14日 09時15分14秒 | 出産&入院記録(‘09・3.10~15)
昨日から今朝にかけて
赤ちゃんと初めての母子同室(昨日も希望すれば母子同室だったのですが体力回復のため、休みました)

どきどきの夜でした
眠かったです(笑)

すごい幸福な気持ちになりました

時たま 目をあけてくるっくるっと動く瞳は、まるで何でも知っているかのよう

おっぱい飲ませて、ゲップをさせるとき、おじいちゃんのようなシビレル表情

母乳を飲むと赤ちゃん疲れるし
消化もいいから2時間連続で寝てくれたのが最長時間

母乳飲んだ後も暫く寝なかった
寝てくれると嬉しいけれど
簡単じゃないよね。そりゃそうだよね
まだ産まれて4日(産まれた日を0日として)
それで今まで新生児室にいて
またガラリと違う部屋だもんね

そうでなくても
今までずっと繋がっていたのにね
呼吸も栄養も臍の緒から
それが今は全部一人でやってるんだもんね

ふにゃふにゃな人間のミニチュア
これから暫くは大変だろうけれど
あっという間なんだろうな

初日は猛烈に眠くて
とてつもなく幸福でした