広島弁と大分弁は似てる

以前仕事で1年程TVに出演してました。
あ、TVと言ってもBSデジタル放送だったので
ご覧になってた方は少ないとは思いますが。
その時にメインMCを務めていたのが小出由華ちゃん。

そんな由華ちゃんにご招待頂き、
8月2日に彼女の舞台「夏唄日記」を観てきました!!
共演にIZAM、今立進(エレキコミック)、折笠富美子など。


両親を殺した罪で服役、出所した主人公。
姉とも縁を切られこれからどう生きていこうか思い悩んでいると、
荷物の中から主人公の罪を知る事なく亡くなった祖母の手紙が。
祖母の日記を読む内に、
彼女の青春時代の光景が目の前に広がる。
そこは原爆が落とされる直前の広島だった・・・。

2時間20分という長尺のお芝居でしたが、
緊迫感があるので一気に見せられました。

その時代に精一杯生き、
それでも運命に抗う事ができなかった人達を通して
主人公は生きていく事の意味を見出だしていきます。

役者さんの中では折笠富美子さんが特に印象深かったですね。
声優さんだけあって声の演技は素晴らしかったです。

終了後は由華ちゃんにご挨拶。
差し入れを持ってったら差し入れ返し、

サイン入りおかき貰っちゃいました!!
これを一日二回やるかと思うと・・・ホントに大変です。
私の観た回も冒頭喉が潰れ気味だったので
残りの公演を無事に務め上げる事が出来るか心配になる程でした。

やはりこの時期になると戦争の話題からは避けて通れませんね。
私自身は北海道出身ですが、
父親は東京下町の生まれで学童疎開でたどり着いたようです。
父の父親、つまり祖父は警官で
ちょうど東京大空襲の時に亡くなったそうです。
そんな父も亡くなって十数年が経ちます。
生きてる内に色んな話を聞いておくんだったと
今更ながら思う夏の夜でした。