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ちんのんの日記帳

日記です。日々のとりとめのないことの記録。私家集。

万葉集  地図とあらすじでわかる

2010-01-20 22:52:43 | 歴史
読み終わりました。

万葉集には若い自分から興味があり、きちんと読んで理解したい願望があった。
でも、理解するなんておこがましい、そんな難解さも漂っていてついためらいがちだった。

本屋で、新書を見つけた。
タイトル通り、万葉集の入門書かな。と感じて即購入した。

口語訳があり、解説がわかりやすかった。

万葉の世界を味わえた。

筆者は少々歴史が好きで、奈良朝の政治状況が
着想できたのですんなりいけたが、
小学校レベルの知識ではすらすらいかないだろうなあと感じる。

奈良のどろどろしている政争が、背景にあるからこそ
わかる歌も多い。

その他にも万葉集は恋愛の歌がもてはやされるが、
防人の歌、東歌なども興味深い

感銘したの歌
韓衣(からころむ) すそに取り付き 泣く子らを 置きてぞ来のや 母(おも)なしにして
他田舎人大島(をさたのとねりおおしま)

こんな歌をのせている国の最古の歌集があるということが、
ニッポンのすんばらしいと頃だなあと感じる。

この手の歌は載せられないだろうになあ。
他国の人はわからないだろうなあ。この情緒が。

日本文化は素晴らしい。

そして、万葉集は素晴らしい。

奈良遷都1300年。

日本人としてこれだけは知っておきたいこと

2009-12-20 20:22:11 | 歴史
11月30日から自分で勝手に読書週間を設定した。
読書をしたいと思いつつ、なかなかできなかったので今、年の瀬、今年中にあと10本を読もうと思い実行している。

本屋にいって気になる新書を買い求めた。

その中の一冊が、タイトルに示した本である。中西輝政著

知らなかったこと、ああそういう考えなのかといったようなこと。
ちょっと、それは本当なのかと疑問に思うこと。
そんなことを感じながら読み進めた。
私はおもしろかった。◎


平易な文章なので、読みやすく、1週間ぐらい電車の中で読み通した。

小説ではなく、意見文を読もう。学術系を読もう
そう心に決めて、読んでいる。
古事記についてよくよく内容を知らないと思い、きちんとした内容を知りたいと思い、
現在読んでいる。
ただ、名前が難しくてなかなか頭に入れながら読み進めにくいなあと苦労している。
古事記そのものは無理なので、なるべく平易なものを選んでみた。
感想は後日読破したら。