毎年恒例(自分で言ってるだけ)の去年読んだ本のご紹介です。
今までは手帳のメモページに感想を書いていたのですが、
2022年はB6サイズとはいえ13冊で18ページも書いていたので、
2023年度からB5サイズの読書感想ノートを作って1冊1ページ書くことにしました。
そのノートに書いていたのは、14冊でしたが一番最初に書いていたのは、
2022年度の最後に書いた山本文緒先生の『自転しながら公転する』だったので、
(2022年の11月~23年1月まで読んでいて、感想ノートを書いたのは1/30。
去年の『2022年振り返り。』を書き始めたのが2月になってからだったので含みました。
というか文緒先生の最期のエッセイ等と一緒に書きたかったからだと思います。)
ということで13冊+αを何冊かに分けて書いて行きます。
(長くなりそうなので、お時間あるときに読んで下さい。)
『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて
慶應大学に現役合格した話(文庫特別版)』(坪田信貴さん)(角川文庫)
(2015年4月10日初版発行)
いわゆる『ビリギャル』です。
単行本が出た頃(2013年12月)本屋さんで見かけて(表紙の女の子が御本人かと思ってた/笑)
タイトルは知っていたし、なんとなく概要も知ってはいたのですが、
今回読むきっかけになったのは俳優の安田顕さん。
2022年末、自宅のTVで安田さんのお名前を検索をしたら、BSで放送される映画『ビリギャル』に出ていると知り、
録画して観てみたら、やっぱり(?)嫌な先生役で…。
(安田さんが嫌な役やるときは基本的に見ないんですけど、これは面白くて観た。)
それで原作を読みたくなり、図書館で借りて読みました。
私は受験をしたことがない(高校も大学も推薦だった)ので、こういう風に受験科目を考えたり、
日程を考えたりだけで大変そうだなぁ~と思いました。
でも、主人公のさやかちゃんの学力アップと同じように、
「勉強頑張りたい!」と思った経験はあるので、それを思い出しながら読みました。
さやかちゃんのお母さんの
『世界一金持でなくてもいい、世界一頭がいいわけでなくてもいいので、
世界一幸せになって欲しかった。それには、愛情をもって、ほめ続けることが大事だ。』
という考え方もすごく素敵。
私もハハから
「勉強しなさい」
と言われたことがなくて、
それはハハ自身が
「勉強しなさい」
と言われたのが嫌で、子供に言わなかったのですが、
(そこで自分でやるのが姉カルタで、本当にやらないのが私)
「せっかく先生が100点くれるって言うんだから、せめて75点は取ってきて欲しい」
と小学校の算数のテストに対して言われたことがあったなぁ…。(遠い目)
もちろん私自身も息子には、うるさく言わないのですが、息子は私同様
「授業態度は良いんだけどねぇ…」
というタイプです。(笑)
『ファースト・プライオリティ』(山本文緒さん)(角川文庫)
(2005年6月25日初版発行/2002年9月幻冬舎より単行本刊行)
23年の1月に本屋さんで検索をかけたら、その月に発売されるアンソロジー本に、文緒先生の『社畜』という短編が収録されると出てきて、
どんな話だったか思い出せなかったので、収録されている『ファースト~』を読み始めました。
カバーを外してみたら「夏の100冊」のオビが付いていて、プレゼントにも応募した形跡があるので、初めて読んだのは25才のとき。
「ちょっと年齢が上の人の話だなぁ~」
と思った記憶があります。
(『ファースト~』は、「31歳、31通りの人生」がテーマの短編集です。)
その後、また1回読み返した覚えがあって、いつかは判らないけど、
スタ☆レビの『priority』(AL『太陽の恵み』収録。2009年発売)が頭に回っていた気がするので、29才くらいのときかな?
(ちなみに表題である『ファースト~』というタイトルの短編はありません。)
目次の題名だけ見ても、全然思い出せなかったのですが、1つ1つ読み始めの部分で、
「あ、これこの話か!?」と覚えているものが沢山ありました。
そして一番「ハッ!」となったのは、『空』という話。
昔、この話をふと思い出して、読み返したくなったものの、タイトルが判らなくて、
(同じ本の『初恋』という話かと思って、この本を手にとったのにそちらだけ読んで見つけられず)
「文緒先生の持ってない本(図書館で借りた本)だったかなぁ~?」
と諦めたことがあったんです。
久しぶりの本を読み返すことは、良いことですね。
(ウチの息子が、中学に入ってから同じ小説を4周読んでるんですが、
「読み返すたびに発見がある!」
と嬉しそうに語るのも、なかなか面白い楽しみ方だと思います。)
ノート1ページに書いた感想をまとめるのは、やっぱり長くなってしまったので、とりあえず2冊で更新!
次回はいつになるのか判りませんが近いうちに書ければ…と思っています。
ここまで読んで戴いて、有難うございました。
以下、去年書いた「2022年振り返り。(その1)」
今までは手帳のメモページに感想を書いていたのですが、
2022年はB6サイズとはいえ13冊で18ページも書いていたので、
2023年度からB5サイズの読書感想ノートを作って1冊1ページ書くことにしました。
そのノートに書いていたのは、14冊でしたが一番最初に書いていたのは、
2022年度の最後に書いた山本文緒先生の『自転しながら公転する』だったので、
(2022年の11月~23年1月まで読んでいて、感想ノートを書いたのは1/30。
去年の『2022年振り返り。』を書き始めたのが2月になってからだったので含みました。
というか文緒先生の最期のエッセイ等と一緒に書きたかったからだと思います。)
ということで13冊+αを何冊かに分けて書いて行きます。
(長くなりそうなので、お時間あるときに読んで下さい。)
『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて
慶應大学に現役合格した話(文庫特別版)』(坪田信貴さん)(角川文庫)
(2015年4月10日初版発行)
いわゆる『ビリギャル』です。
単行本が出た頃(2013年12月)本屋さんで見かけて(表紙の女の子が御本人かと思ってた/笑)
タイトルは知っていたし、なんとなく概要も知ってはいたのですが、
今回読むきっかけになったのは俳優の安田顕さん。
2022年末、自宅のTVで安田さんのお名前を検索をしたら、BSで放送される映画『ビリギャル』に出ていると知り、
録画して観てみたら、やっぱり(?)嫌な先生役で…。
(安田さんが嫌な役やるときは基本的に見ないんですけど、これは面白くて観た。)
それで原作を読みたくなり、図書館で借りて読みました。
私は受験をしたことがない(高校も大学も推薦だった)ので、こういう風に受験科目を考えたり、
日程を考えたりだけで大変そうだなぁ~と思いました。
でも、主人公のさやかちゃんの学力アップと同じように、
「勉強頑張りたい!」と思った経験はあるので、それを思い出しながら読みました。
さやかちゃんのお母さんの
『世界一金持でなくてもいい、世界一頭がいいわけでなくてもいいので、
世界一幸せになって欲しかった。それには、愛情をもって、ほめ続けることが大事だ。』
という考え方もすごく素敵。
私もハハから
「勉強しなさい」
と言われたことがなくて、
それはハハ自身が
「勉強しなさい」
と言われたのが嫌で、子供に言わなかったのですが、
(そこで自分でやるのが姉カルタで、本当にやらないのが私)
「せっかく先生が100点くれるって言うんだから、せめて75点は取ってきて欲しい」
と小学校の算数のテストに対して言われたことがあったなぁ…。(遠い目)
もちろん私自身も息子には、うるさく言わないのですが、息子は私同様
「授業態度は良いんだけどねぇ…」
というタイプです。(笑)
『ファースト・プライオリティ』(山本文緒さん)(角川文庫)
(2005年6月25日初版発行/2002年9月幻冬舎より単行本刊行)
23年の1月に本屋さんで検索をかけたら、その月に発売されるアンソロジー本に、文緒先生の『社畜』という短編が収録されると出てきて、
どんな話だったか思い出せなかったので、収録されている『ファースト~』を読み始めました。
カバーを外してみたら「夏の100冊」のオビが付いていて、プレゼントにも応募した形跡があるので、初めて読んだのは25才のとき。
「ちょっと年齢が上の人の話だなぁ~」
と思った記憶があります。
(『ファースト~』は、「31歳、31通りの人生」がテーマの短編集です。)
その後、また1回読み返した覚えがあって、いつかは判らないけど、
スタ☆レビの『priority』(AL『太陽の恵み』収録。2009年発売)が頭に回っていた気がするので、29才くらいのときかな?
(ちなみに表題である『ファースト~』というタイトルの短編はありません。)
目次の題名だけ見ても、全然思い出せなかったのですが、1つ1つ読み始めの部分で、
「あ、これこの話か!?」と覚えているものが沢山ありました。
そして一番「ハッ!」となったのは、『空』という話。
昔、この話をふと思い出して、読み返したくなったものの、タイトルが判らなくて、
(同じ本の『初恋』という話かと思って、この本を手にとったのにそちらだけ読んで見つけられず)
「文緒先生の持ってない本(図書館で借りた本)だったかなぁ~?」
と諦めたことがあったんです。
久しぶりの本を読み返すことは、良いことですね。
(ウチの息子が、中学に入ってから同じ小説を4周読んでるんですが、
「読み返すたびに発見がある!」
と嬉しそうに語るのも、なかなか面白い楽しみ方だと思います。)
ノート1ページに書いた感想をまとめるのは、やっぱり長くなってしまったので、とりあえず2冊で更新!
次回はいつになるのか判りませんが近いうちに書ければ…と思っています。
ここまで読んで戴いて、有難うございました。
以下、去年書いた「2022年振り返り。(その1)」
2022年振り返り。(その1)
と書きつつ、もぅ2023年すら1ヶ月過ぎてしまっているのですが… 毎年恒例(自分で言ってるだけ)「去年読んだ本」のご紹介をしようと思います。 読むのが遅いとはいえ、1......