医療ブログ

医療についてのニュースや記事を紹介するブログです。

臓器提供者の身元確認、マニュアル作成へ

2006-10-23 16:44:16 | Weblog
読売新聞より
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20061021it05.htm

現行の学会倫理指針では、提供意思の確認を「移植医療に関与していない家族以外の第三者が行う」としながらも、方法は各施設や医師の判断に任せていた。身元確認の規定もなかった。

日本移植学会では、臓器提供者の意思や身元の確認を行う方法を細かく定めたマニュアルを早ければ11月までに作成し完成させる。

内容としては「提供意思の自発性」「提供者の身元確認方法」などを具体的にルール付ける。

対策が必要な項目を洗い出すため、移植手術を行う238の医療機関を対象に実態アンケートも始めたようだ。

このマニュアルは先の第三者の臓器を使った「愛媛県臓器売買事件」のような事件を防ぐための対策だろう。ドナー不足が浮き彫りになったような事件だが、死人が売買される時代にする訳にはいかない。

タミフルで死亡する?

2006-10-23 15:13:25 | Weblog
沖縄タイムスより
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20051119.html

そろそろインフルエンザの季節だ。上の記事は去年のものだが、米食品医薬品局(FDA)は、インフルエンザ治療薬タミフルを服用した日本の子供十二人が死亡した、との報告を受けていたらしい。

FDAの報告では「現段階では薬との因果関係の判断は難しい」としているが、この季節になると無視出来ない問題だ。

なお、その後の厚生労働省の見解はこちらに掲載されております。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/12/h1215-2.html

成人の例もあるとか?死亡との因果関係は否定的であるものの、副作用が生ずることは避けられないものとしている。

医師の判断の元、慎重に服用する必要がある。

増えないドナー。生体移植に問題点。

2006-10-18 11:27:03 | Weblog
毎日新聞-MSNより
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20061017k0000m040172000c.html臓器移植法が施行されてから10年がたったが、臓器提供者が増えず年間5例程度にとどまっているらしい。

臓器移植法とは、脳死を「その人の死」と定め、脳死者からの臓器提供を可能にした法律で、1997年に施行された。以降、国内で脳死により臓器を提供した人(ドナー)は47人。これは欧州や米国と30倍~40倍の開きがあり、海外では盛んに臓器移植が行われていることになる。

国内で移植が少ない理由として、脳死判定を実施する医療機関の充実や、脳死の判定基準に問題があると指摘されている。事実、死亡した患者がドナーカード(臓器の提供の意思を示すカード)を持っていたケースは過去713件。実際に移植が実施されたのは約15分の1にとどまっている。

カプセルタイプの内視鏡、韓国の研究グループが開発

2006-10-17 11:01:43 | Weblog
東亜日報より
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2006061698828

錠剤型のカプセルで内視鏡検査が受けられる。
カプセルを飲めば、人体内の消化器官で8~11時間働き、10万画素の映像を1秒当たり1.4~2.8枚撮影し、腰につけている受信装置へ電送する。飲んだ後も、普段と同じように活動でき、受信装置だけを病院に返せば、内視鏡検査が終わる。カプセルは数時間後に体外に排せつされる。

短所は、カプセルを遠隔操縦できないために、望んだ部位の撮影が難しく、一般の内視鏡でできるサンプルの採取や薬品の投与ができないらしい。

しかし内視鏡が身近になったと思う。

部分的なリハビリより総合的なリハビリ

2006-10-12 14:32:30 | Weblog
毎日新聞-MSNより
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061009k0000m040144000c.html

ギターやピアノなどの楽器を練習する際、片手ずつ練習するよりも両手で練習した方が上達が早い事が東京大とカナダ・クイーンズ大の共同チームが実験で明らかになった。

その理由には脳の働きが影響するらしい。

この事から麻痺した身体やリハビリの時、部分的なものだけでなく身体全体のリハビリをした方が改善に繋がる可能性が高い事が読み取れる。