メディアを考える市民の会・ぎふ

毎日 いろいろな報道がいっぱい。
「ウソでも、百回くり返せば、本当になる」ともいわれます。
ご一緒に考えましょう。

希望者は、連絡を

2018-06-27 09:52:12 | メディア

前々回のブログにあるように、NHK岐阜支局と懇談をします。

その日程が決まりました。

 7月4日14時から1時間です。 

NHK岐阜支局との懇談会には、

NHKならではの放送に敬意を払い

MHKに対する要望を伝え、

視聴者としてよりよい番組作りを応援する姿勢で臨みます。

 大勢の方をと言うわけにはいかないのですが、参加したい方は、

コメント欄で2日までにメールとともにお知らせください。


良心宣言 集会 ご案内

2018-06-15 12:54:25 | メディア

ますますメディアの役割が重要な情勢になっています。

そんな中、報道に携わる人々が良心宣言実行委員会を作られました。

良心宣言実行委員会からのお知らせをみなさんにお届けします。

  このたび、新聞記者や放送関係者、フリーランスのジャーナリスト、新聞OBなど報道にかかわる、

  あるいはかかわってきた人たちが集まり、「良心宣言」の実行委員会をつくりました。

 

   権力を監視することはメディアの大きな役割です。

 これに対し、テレビの電波を停止するなどと脅す政権があります。

 市民の目線から質問し、報道する記者を毛嫌いし、個人攻撃する動きもあります。

 

  ジャーナリストは何ものにも縛られず、自由に発想し、事実を追いかける。この原点ともいうべき心意気が

 いまこそ、必要な時でしょう。その意味で、ひとり一人の取材者が自分の思いを「良心宣言」として世に発し、

 読者であり、視聴者である市民の期待に応え、結びつきを強めたいと考えました。

  全国のジャーナリストが「良心宣言」のリレーをすることで取材者の連帯をつくりあげることができたらと思っています。

 

  その出発点として、7月1日東京の法政大学

 シンポジウム「ペンは負けない カメラは見逃さない――良心宣言ジャーナリズム2018」を開きます。

   沖縄基地建設での露骨な権力行使を監視し続ける沖縄タイムス・阿部岳記者、

  官房長官会見で本音を引き出すまで質問を続ける東京新聞・望月衣塑子記者に、

 その心意気を語っていただきます。

    このシンポジウムには法政大学図書館司書課程、アジア太平洋メディア情報リテラシー教育センターのご協力をいただきました。ユネスコ(国連教育科学文化機関)の協賛も申請中です。

 

   7月1日を、批判精神が旺盛なジャーナリズムの大きなうねりをつくる場にしていきたいと思います。

  多くの方々のご参加をお待ちしています。どうぞよろしくお願いします。

 

        2018年6月  良心宣言実行委委員会

 

  今後は、ユニセフの協賛を得てユニセフのロゴが入る予定。発言者が増える予定です。

  なお ホームページは http://kan20.atukan.com/ にあり、

   趣旨書・実行委員名・何名かの良心宣言が出ています。

ご都合がつく方はお出かけください。

 


NHK 最高裁判決を生かそう

2018-06-08 13:10:31 | メディア
NHK受信料は、義務? ーNHK 最高裁判決を読むー」と題して

第4回目の学習会を開催した。

講師の岡本浩明弁護士の丁寧な説明で、

何とも難しい言い回しの表現や法律用語の大法廷判決で言ってることがハッキリしてきた。

「NHK 受信料は、義務?」の答え ーーー義務。

   NHKは、受信料を財源にして成り立っている(公共的性格を有す為)
 
   特定の個人、団又体は国家機関等から財政面で支配や影響が及ぶことがないようにする為)

 NHK受信料の支払い義務は、放送の受信について、NHKと契約を交わした時から派生する。

ーーー契約?  
  テレビを設置した時。
   電気業者にテレビを設置してもらった時、業者に言われて書いている。
  分からない時は NHKに契約書を書いているかどう調べて貰う

   暫くは受信料を払っていた人は、既に契約していたという事。
   途中から支払わなくなった人は、現時点から5年間に遡って支払わなければならない。
      (それ以前の受信料の支払い義務は時効)
    其れなら NHKのやり方に抗議してズルズルと支払いを伸ばせるか。
      NHKは裁判に訴え契約成立となる。

 

NHKの放送姿勢に抗議して、受信料支払いを凍結・拒否してきた者は、
その意志をどう反映させればいいのか
 
判決文は言っている 判決文を生かそう

☆ 判決文「(NHKの)財源についての仕組みは、
   特定の個人、団体又は国家機関等から財政面での
   支配や影響が(NHK)に及ぶことがないように
   現実にNHKの放送を受信するかいなかを問わず、 
   受信設備を設置することによりNHKの放送を受信することができる環境にある者に
   広く公平に負担を求めることによって、(NHK)が上記のものら
   全体(受信料)により支えられる事業体であるべきことを示すものにほかならない」
 
  • 私たちが受信料を負担しているのだから、NHKは、特定の個人、団体又は国家機関等から支配を受けるな! 声を大きくしてNHKに届けよう
☆判決文「(NHK)の存立の意義及び事業運営の財源を受信料によって賄うこととしている趣旨が前記のとおり、
   国民の知る権利を実質的に充足
   健全な民主主義的な仕組みを形作ろうとするものであることに加え」
 
 ●私たちが受信料を払っているのだから
  国民の知る権利を実質的に充足し健全な民主主義の発達に寄与せよ!
  政府の宣伝媒体と化すな‼️
 
   表現の自由は、政治政権批判ができることが大事。→健全な民主主義的な仕組み
   
   表現の自由が傷つけられると政権側の意見しか入らない。〓全体主義へ 国家主義へ
   少数意見は入らない。
 
☆判決文「基本的には(NHK)が、に契約受信設備者に対し、
  同法に定められたNHKの目的、、業務内容を説明するなどして、
  受信契約の締結に理解が得られるように努め、これに応じて
  受信契約を締結する受信設備設置者に支えられて運営されていくことが望ましい」
 
 これは、この判決文を盾にとって、NHKは強引なやり方をしない。理解してもらえるように
  努力しなければいけない。ということを意味してる。

 ●『私たちは受信料を支払ってほしいのであれば、
  まずは、自らの目的や業務内容を真摯に私たちに説明せよ。
  又、そのような番組づくりに真摯に取り組め!
  そうすることによって私たちの理解を得られるように努力せよ!』



参加者の声

学習・講演について

 ・法律の話はむつかしく思うのですが、わかりやすくありがとうございました。

 ・最高裁大法廷の判決の中味を学べたことはよかったと思います。

 ・メディア関係の学習会には初めて参加しました。とても学ばされました。

 ・講演内容が良く理解できました

 ・いろいろな意見が聞けた

 ・最高裁判決への理解深まった    等々、好評でした。


さらに

 ・ディスカッションでも出たような「連帯」してNHKや受信料制度にもの言うような活動に広がることを期待する

 ・受信料高すぎ運動

 ・この判決をどのように生かすのか?と言ったら主体的に放送をきく姿勢が必要だなーと思いました。

と、今後の私たち視聴者のあり方について、ご提示もありました。



NHKへの要望等

 ・最高裁判決の言う「健全な民主主義の発達に寄与」することを

  NHKは具体的にどのようなことをやり、成果として具体的に何が実現されたかを示してほしい。

    朝夕のメインニュースも民放よりも、3面記事がはじめで多い

    NHKもクイズ的ご楽的が主になる

     民報以上に番組宣伝が多い

    国会中継、予算委員会の初めだけでなく全て中継せよ 野球中継でもサブチャンネルを利用するのに

    民放とは違うという内容を示して欲しい

    公平を言うのであれば 契約も公平 内容も公平であって欲しい

             アベ政権べったりのニュース番組は止めよ。

             ニュース番組は片寄っては絶対にいけない

  政権との距離・関係をどう工夫していくか、番組として明示すべき


 ・受信料をNHK以外の多くの公共放送に分配すべきではないか

  (民放のドキュメンタリー・被災地のNPO放送局・地上波のTV局などへ)

 ・受信料高い(7~800円位に)

 ・経営委員らの給料高すぎる(1500万位で十分)

 

 ・小中高校生社会人のメディア・リテラシー教育をNHKが先頭でやるべきではないか。(世界中の公共放送が取り組んでいる)


 ・見逃した放送を一週間位はいつでも見られる様にして欲しい

 ・過去の放送番組を自由に再視聴できるようにしてほしい。


 ・受信料の委託業務はやめてください。

 

 ・1日の終わりに 日の丸 君が代をやることをやめる。

 

等々のご意見を、NHKに届けてきます。

 

 

・NHK(受信料)問題だけでなく、メディア全体の右翼化の実態とそれに対する私たちの対応について

 考える機会や

 もっと細かい単位・地域での学習会の開催

ができる様に「メディアを考える市民の会・ぎふ」も努力していきます。又、

たくさんの方のご意見が出しやすい運営にも努力していきたいです。

 

そのために、みなさん「メディアを考える市民の会・ぎふ」の賛同人になってください。