Crazy Little Thing Called Love ~愛とかいう、ちょっとしたもの~

愛っていうやつは、まったく、くだらないもの
洋楽好きの、まったく取るに足らないブログへようこそ!

海、海、海

2007-07-12 19:51:24 | Weblog

3連休は海の日!!なのです。

あいにく台風が直撃し天候には恵まれない連休になりそうですが
海をいとおしみ海に感謝するのがこの祝日です。島国である日本の
生活の源に感謝、です。

それにしても…、そんなことを書いてみても…
小さい頃から海には行かなかったなあ。
海水浴には幼い頃連れて行ってもらいましたが、毎年行くほど私の家族は海が好きな訳ではなかった。むしろ都会で美術館巡り、とかそういう所は連れて行ってくれて
おかげで美術の成績はすこぶる悪かったんですが(笑)

それから大人になって、行動範囲が広がった学生の頃、東京からほど近い真鶴へ行った時は、久しぶりに見た海の大きさに感動しました。泳ぎに行った時の海とはまた違う激しさで、波が岩に打ち付けている。太平洋の海なのでそれほど激しくなかったのかもしれませんが、私には波も、波の持っているパワーもすごく鋭いものに見えました。
それからはちょこちょこ、楽しみで海を見に行くことをするようになり、昨年は新潟の海へ行ったり、三重の海へ行ったり。それでもやはり海の持っているパワーには
毎回感動させられます。山のもつ厳しさとはまた違う力強さ、静かさ、激しさ、
そんなものを見るのが楽しみだったりもするのです。

残念ながら今年はまだ目にしていない海。それでもいつか一回は見に行こう(なぜか泳がない…)と心に決めています。海と、海に住む人たちの生活の匂いをかぎに。元気を貰いに。海は大きな癒しのパワーを持っています。

人に傷つけば人に寄り添い癒すべし
海はひたすら打ち返す波
~道浦母都子~


奇跡の地球の危機

2007-07-03 21:00:21 | ・・・などなど
7月に入りました。

梅雨真っ盛りの季節です。が、どうもここ最近季節がおかしい。
梅雨入り宣言をした6月の下旬から、長野でも雨が極端に降る時と
まったく降らない時の差が激しいのです。
そして昨年、私の住んでいる市にも直撃した集中豪雨と大雨災害、
あの日は一晩中、眠れない(だってサイレンが鳴りっぱなしだったし!!)夜と、翌日は職場の人が避難所から出られない関係で、ピンチヒッターとして何も分らずに病院にて仕事をする(笑)というオマケも付いてきた。

いや、でも真面目に最近の気候はどうなっているのか?という位のおかしい状態が続いていますね。
ニュースによると南極の氷も予想以上に溶けるのが早い、ということですし、世界一の高さを誇るヒマラヤ山脈でも残雪がほとんどない、という話を聞きます。
ここ数年、目に見えて地球の温暖化と環境破壊が進んでいるのです。

そろそろなんとかしなくては、と世界は動き始め、環境は21世紀の大きな問題として取り組みを始めています。それはそれでそうすべきことなんだけど、
なぜ環境問題への取り組みが進まないのか、という一つの原因として、先進国と発展途上国の意識の差があるのだそうです。

この「意識の差」とは環境破壊=悪という善悪や倫理観で動かされる意識ではないんですよね。というのも、発展途上国がなぜそれほど環境問題に積極的に取り組まないかというのは、今まで先進国と呼ばれている国々は、数十年前まで環境というものを全く無視して成長をしてきたのに対し、なぜ我々だけが今、環境に配慮して生産を控えなくてはならないか?という疑問を持っているから。

この理屈、確かにその通りだよなあ…と私なんかも思ってしまいます。どうして、他人の垢をいまさら自分たちが拭わなくてはならないのか。どうして自分たちも平等に経済発展することができないのか。その答えに対して「昔の我々は愚かだった」と答えることしかできない。でもそれを止めなくては地球は破壊に進んでしまう。そんなジレンマが世界的な環境問題の改善に歯止めをかけているのだと思います。

環境と私利私欲はやはり相反するものなのでしょうか。地球的な視野で、人道的な視点でという呼びかけは美しいようで、じつはあまり効果のない言葉なのかもしれません。地球といったって日本と遠く離れたメキシコはあまりにも距離や文化が異なりすぎて完全に思いを共感することはできず、やはり第一に考えるのは自分の事なのだから。そんな中で一つの問題にとり組むことの難しさ、しかしそれをやらないと自らをも滅ぼしてしまう危機は近付いている。綺麗ごとではなく人間の利益に立った環境対策を行う方が以外と成功するのかもしれません。