職業に対する評価というものが人それぞれあるもの。
今週、ちょっとトラウマになりそうな出来事が起きました。
「銀行トラウマ」とでも言ったらいいでしょうか。銀行にお世話になるのが
ちょっと怖くなってしまった出来事。
その日の私は、施設に入っている患者さんから自動的にお薬代を頂けるように、
書類に銀行に患者さんの開設している口座番号を書き、印鑑を付いて銀行へ持っていきました。間違いなく書いたつもりなのに、先方に思い切り差しもどされてしまった。
銀行の方が言うには「数字が不鮮明で見えないんだ」とのこと。
えー、なんで、なんで、と思っていたら「お客様の書いたこの数字の「8」という
文字は「6」に丸を足したような形をしていて、認められないのです」
びっくり。
でも、確かに、私の「8」という字、良く書き方が違っていると人から指摘される。
普通の人は「8」の字の書き方は、まず「S」のように右と左を対対称にして
丸を書いていくのだけど、私の場合、上の丸を書いてそのあと下の丸を
書く…という丸を二つ重ねたような字を書いてしまうのだ。
確かにそのときの8の字は、上手く上下の丸が合わさらず、下が若干
小さな丸になってしまったけど…それでもどう見ても「8」には見えたと思います。
差し戻されて大変なのは、その患者さんの生活している施設に
出向いて訂正印である銀行印を頂くことです。今回は運良くその施設へお薬をお届けする用事があったので出向いてお詫びをしつつ訂正印を頂いてきましたが、
施設の職員の方も「これがどうして駄目なの?」とおっしゃってくださった。
銀行というところは数字が命だし、もちろんおかしな振り込み方をされたら
額が多ければ嬉しいものの、少なければ私だって多分怒り心頭になると思う。
お金を預かる以上、厳格な判断というものは仕方がない気がするのだけど、
それでもあえて間違えた訳ではないのに、
「8」と「6」を見間違えるなんて殆どないことだと思うけどなあ、
もう少し柔軟に解釈してくれてもなあというのが本音。
これからも暫く銀行にはお世話になるので、これを機に8の字を
改めて書き直そうと思っていますが、なんか一回そんなことで字を否定されると
銀行に行くのもまた差し戻されないかとドキドキしてしまう。
「銀行嫌い」というより「銀行怖い」という気持ちの今日この頃です。