全国の知事さんも大変である。中には水を得た魚の様に溌剌としている人も居るが例外だろう。対策が自治体単位でバラバラであり、国が一貫した施策を打ち出さないのはいかがなものかと、知事会で愚痴っているのを先日報道で見た。緊急事態の発令時には、自治体単位での実情も顧みず全国一律で規制するのはいかがなものかと愚痴っていた様にも記憶するが、当時とは状況が違うと云う弁明で納得してあげたい。今回の件で平時には見え難い地方自治の問題が明らかになったと思う。矢張り自主財源が脆弱では自治もへったくれも無いのである。そう云う意味では地方消費税導入の時に取り分をもっと増やせなかったのが悔やまれよう。ふるさと納税を最大限活用して、国税である所得税を地元に還元してもらう運動の更なる高まりを期待するのであるが、政府と喧嘩したい知事さんも例外的存在である。中央依存と云う楽な政策からの脱却は難しいと、北東京県民は思うのである。
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