どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 3241

2021-11-21 18:02:17 | 時間の無駄
インターネッツは今日も大賑わいである。誰しもが情報の送り手にも受け手にもなれる「メディアの大衆化」が、社会の在り方を一変させたのは疑い様が無い。何か事件や事故が有れば、誰かがそれをスマホで撮影してSNSで拡散していると云うのは珍しい光景では無くなった。生まれながらにしてそう云う環境に慣れ親しんだ人が、ネット上には全ての真実が流布していると錯覚するのも無理は無い。それを反知性主義のIT化と呼んでも良いのかも知れないが、ググって得られる情報はほぼ商用目的で公開されていると云う点を忘れない様にしてもらいたい。また発信源がその内容の真正性に責任を負う立場なのかも重要な判断材料である。結果として拙稿が全く信頼に値しないのが遺憾ではあるが、ネット上の有象無象はそれが広まる事によって誰かが儲かるか承認欲求を満たすかのいずれかであると思っておいた方が宜しい。この主張も批判的に受け止めてもらえれば本望なのである。

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