最近の若いモンは、個人情報の取り扱いに慎重である。写真や動画を気軽に投稿出来るSNSが当たり前になった影響であろう。瞳に映った風景から場所を特定されるとか、以前のカメラでは有り得なかった事である。タピオカの写真から特定する猛者も居るらしい。他にもベランダからの撮影で住所がバレたりペットの目の反射から顔バレしたりと、何処から漏洩するか分かったものでは無い。更に「旅行中なう」は独居者なら留守である事を宣言する様なものであり、時間差で公開する慎重な人も居る様である。だったら写真や動画をアップしなければ良いのにと思うのだが、それが出来れば苦労しないのであろう。その様なニーズに応えて解像度を下げたカメラアプリが出てきてもおかしくないのだが、ジオタグの削除も含めそこら辺をちゃちゃっと出来てしまうのがイマドキの若いモンである。見習うべき面は有るが、自分が気にする程他人は自分を気にしていないとも思うのである。
