どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3884

残暑である。残酷な暑さと呼んでも良いかも知れない。熱中症警戒アラートは出っ放しであり、気を緩める事は出来なさそうである。ペンシルベニア州立大学の研究チームが「人間は何度まで耐えられる(≒通常の日常生活を送れる)のか」と云う物騒な人体実験を行ったそうである。従来は摂氏35度湿度100%とされていた様だが、得られたデータから31度でも深部体温を下げられなくなり、放熱の為に心拍数が上昇する等の負荷が観られたそうである。湿度10%なら50度超えも狙える様だが、御免蒙る。日常生活に水風呂に飛び込むルーチンを加えるのも一興だが、正直そんな形で整いたくない。気温35度で湿度60%が日常的に注意すべきラインになりそうであり、適切な冷房使用と水分補給に努めたい。そこら辺が当たり前になりつつあるのは難儀な話であるが、芸術品にペンキぶっかければ改善するものでも無い。耐え難きを耐えるしかないのであり、残酷な夏はもう暫く続くのである。

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「時間の無駄」カテゴリーもっと見る