どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 4155

自分だったら何を残すか。40秒ぐらい熟慮する良い機会かも知れない。独Machdyne社が、200年データを保持可能なUSBメモリを販売している。大抵のデジタル記憶装置、特にフラッシュメモリの類は10年持てば良い方だろう。HDDの様な磁気方式ならもうちょっと頑張れそうだし、保管に注意を払えば100年は大丈夫と謳った光学方式の製品も有るが、USBメモリでそれらを超える記録性能を誇ると云うのだから大きく出たものである。200年後にはどうせ生きていないから言ったもの勝ちと云う見方もある。ただし記憶容量は8KByte、半角カナ8192文字である。圧縮ツールを使えば多少は増やせるだろうが、それにも限度が有ろう。29.95ユーロとお買い得なんだから文句を言えた筋合いでは無いが、せめて写真ぐらいは収められないものかと思う。200年後の子孫に埋蔵金のありかを示した暗号を残す、と云う迷惑千万な悪戯以外の使い道が思い付かないが、USB規格がその頃も使えるのかまでは分からないのである。

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「時間の無駄」カテゴリーもっと見る