どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3418

JRとは不思議な会社である。どれだけ赤字が積み上がろうと倒産も破綻もしない。資金繰りに詰まる事もないし、引責辞任する役員も多分居ない。JR四国はここ数年全路線が赤字と云う異常事態であるが、経営批判よりも同情の声の方が大きい様な気がする。努力すれば何とかなる類の話じゃないと、皆が考えているからかも知れない。それに地域のインフラであり雇用の受け皿であり歴史と郷愁の詰まった文化遺産である事を考え合わせれば、いっぺん倒産してみてはどうかとは軽々に言えたものではない。JR西日本が赤字路線公表に踏み切ったのは、救済合併の要請を牽制する予防線だと云う穿った見方も出来るがそれはどうでもいい。運輸収益黒字化は諦めるが鉄路は残したいと云うワガママを解決する妙案は思い付かないのでズルズル税金を投入するしかないのだろうが、この際である。文化継承・福祉事業と割り切って宗教法人に看板を掛け替えてはどうかと提言するのである。

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