どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3015

春本番である。当然変なのも出てくる。さいたまでも全裸で女児を追いかけ回したスカタンが御用になった様だが、新聞記事にもならない被害が全国津々浦々で発生している事と推察する。今の季節、マッパで駆け回るのは気持ちが良さそうなのは理解するが、他人様に迷惑が掛からない場所で嗜んで頂きたい。しかし今にして思えば、昭和に流行ったストリーキングとは何だったのだろうか。陽気に当てられ行為に及んだ人も居たのかも知れないが、大抵の場合何かしら世間に訴えたい主張を抱えていた様に記憶している。単にプラカード掲げて練り歩くよりは注目を集めるのは確かだが、裸の方に興味が集中してしまったので、狙った効果が有ったかは疑わしい。現代の様にネットも無く、印刷物の作成さえ個人の手に余る時代の制約が生み出した一種の「身体表現」だったのかも知れない。身を捨ててまで世に問いたい強い思いを持たない者としては、少々羨ましくもあるのである。

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