どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2791

ここ20年のアメリカ人は不幸である。アイスをバケツ食い出来る国民の何処が不幸なのかと言われればそれまでだが、法の下の自由と平等を約束されていながら、そんなもん享受出来るのは一部でしかないと云う事実を、日々目の当たりにするからである。だったら初めから「そんなものはない」と関羽に断言されている中国人民の方が、余計な期待を抱かない分マシだろう。そもそも自由と平等は食い合わせが悪い。どんな平等であれ持つ者が持たざる者に何かしらを譲らねばならず、そこに選択の自由は無い。そんな平等は【放送禁止用語】で当選したのが現大統領であり、持つ者、及び持っていたと思い込んでいる者の盤石の支持を得ている。自由と平等のタテマエを取っ払っても民主主義国家の盟主で居られるのかは微妙な所で、軍事と経済の中核である事には変わりはないが、理想を失った国は脆い。バケツアイス食い放題でも何でも良いから、目標の再設定が必要なのである。

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