どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2794

時空間は4つの次元を持つ。その中で時間のみ方向が定まっているのは何故か。その明確な解答をどっかで読んだ。時間が未来から過去に流れると、起きた事を我々は即座に忘れてしまうので、観測が成立しない。納得しか出来ない見事な説明に思えるのであるが、証明不可能である事は直感的に分かる。将来的に逆行出来る様になったら、是非遡ってきて教えて欲しい。宇宙が数学的に均整の取れた構造を有しているのは、そんなもんを計算で解き明かそうとする知的生命体が存在するからと云うのが人間原理と言われるものである。観測者問題に一石を投じると云う意味では意義深い主張ではあるが、均整が取れているのは何故かに就いての説明を放棄している時点で、神様が創ったと云うのと大差ない。時空間とか電気のプラスマイナスとか、何で出来たのかを問うても詮無いには違いないが、そう云うどうでもいい事に拘るのが人間なんじゃないかなと観測していて思うのである。

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