どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 3043

2021-05-07 18:40:46 | 時間の無駄
イイハナシダナー。埼玉県某市では、情報機器に不慣れな高齢者の予約代行サービスを提供するらしい。希望する人は会場に行けば、タブレット端末を持った市職員が入力してくれるそうである。色々と言いたい事は全て飲み込んで、デジタル行政への過渡期ではよくある事と開き直りたい。識字率の高さが明治維新後の列強国入りの基盤になったとは云われるが、それでも戦前まで「代書屋」と云う職業は存続していた様である(4代目桂米團治が証言)。その流れを汲むのが司法書士や行政書士で、専門家でしか分からない様な申請を専門家でしか分からない様な文言で専門家でしか分からない様な様式に記入するのに、お世話になった方も居るだろう。要するに公的なデジタル書士が必要とされているのであるが、使える人からすれば必要性を感じないからややこしい。ただIT革命が知識の大衆化を指向するのであれば、下手な既得権益層を増設するのは考え物にも思えるのである。

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