どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 4161

受け答え、しっかりしているもんなあ。米カリフォルニア大学の研究チームが、Chat-GPTを用いたチューリングテストの結果を論文発表した。相手がAIか人間かを伏せて5分程度会話をしてもらい、どっちかを判定してもらうと云う分かり易い実験である。それに拠ればChat-GPT4を人間と答えた人は54%だったそうである。それだけの確度であれば実用上は十分であろう。ちなみに人間を当てた人は67%だったとの事で、AI扱いされた人のメンタルに悪影響が出ないか心配である。見分ける主な要素は言葉遣いや言い回しだったそうで、中には「スペルミスや文法の誤りが無いからAI」と云うかなり極端な判断をしていた人も居る様である。ある意味AIの弱点を突いたとも言えるが、几帳面で真面目な人間が巻き添えになった可能性も有る。これで嘘をさりげなく混ぜ込んでこなければ理想的なチャット相手になりそうなのであるが、私のジョークに失笑してくれる様になるのは暫く先にも思えるのである。

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「時間の無駄」カテゴリーもっと見る