どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3076

損害額を算定する人は何処にでも居るらしい。「間に挟むとページのロードがめっちゃ早なる魔法のサーバ」を提供している米企業のソフトウェアに不具合が有り、結構広範囲に影響が及んだ様である。その額は1500億円らしいのだが、どうやったらそう云う数字を引っ張り出せるのか、一度レクチャーを受けてみたいものである。損害額鑑定士なる資格が有って、損害額鑑定士組合に加入しないと教えてもらえないものなのかも知れないが、それはどうでもいい。こう云う事態を想定したサービスレベルの契約を締結しているらしいのだが、「双方が誠意を持って最大限努力する」みたいな文言だと一銭にもならない危険性が有るので、妥当な定量化はしておきたいものである。ただ振り込んだ金が消えた、みたいな実害を伴う事案ならばともかく、ダウン中の逸失利益まで考慮するとなれば難題である。ニーズは有りそうなのに資格が無いのは、そう云う理由なのかも知れないのである。

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「時間の無駄」カテゴリーもっと見る