どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 4220

2024-07-27 18:57:47 | 時間の無駄
連日ゴロゴロとうるさいさいたまである。太平洋高気圧のへりに沿って湿った空気が送り込まれ続けている事が原因だそうだが、ここまで続くのは珍しい。雨で涼しくなるのは有難いが、良い事ばかりでは無い。突風で屋根が吹き飛んだ家も有る。拙宅も突如吹き付けた強風で揺れた。古い家だからかも知れないがほっといて欲しい。風も厄介だが、それ以上に剣呑なのが雷である。離れていても変電所に落ちれば停電は避けられない。既に2回ほど発生したが、しょぼい無停電装置で何とか凌いでいる。すぐ復旧しているからまだ助かっているが、ネットが使えなくなると禁断症状で死ぬので戦々恐々としている。直撃を食らって精密機器が全滅するなんて事は無いだろう、とフラグを立てるだけの余裕はまだあるが、そうなったら冷房が止まる方を憂慮すべきである。テクノロジにどれだけ甘やかされて生きているのかを改めて知る思いであり、自分の無力さにゲンナリするのである。

どうでもいい四百字 4219

2024-07-26 19:31:28 | 時間の無駄
まずは使ってみたい。OpenAIがWeb検索を統合したGAIを一部ユーザに公開したそうである。これまでは学習したモデルに基づいた内容しか回答出来なかったが、最近の情報も取り込める様になれば利便性も向上するだろう。ただライバルは既に実装済みである。Geminiに「明後日のさいたま市の天気」を訊ねたらウェザーニュースの予測として「晴れのち曇、最高気温36度、最低気温26度」と答えてくれるし、同じ質問をCopilotにしたら気象庁のサイトから「曇、最高気温32.7度、最低気温27.1度」と、どう解析したらそうなるのか良く分からない誤報を返してくれるのである。3年後の天気に就いては「知るかボケ(要約)」で見解は一致していたので、その点は誠実さを認めても良いだろう。Web検索にもノウハウが必要なので敢えて手を出す必要は無い様に思うし、何より不確実な情報を引っ掛けてしまう恐れが有る。調べものが楽になるのは歓迎するが、拙速に手を広げ過ぎるのも少々危ういのである。

どうでもいい四百字 4218

2024-07-25 19:53:11 | 時間の無駄
それなりに使われていたからなあ。2022年にサポート終了になったInternet Explorerであるが、危険度の高い脆弱性が見つかり、悪用もされていたそうである。既にパッチが出回っているので被害が拡大する事は無いだろうが、過去の遺物はストレージ内に残った儘である。何かの拍子に悪さをし兼ねないのだからスッパリ消せないものかと思うのだが、それが出来るのならとっくにしている、と云うのが実情であろう。Windowsにバンドルされているアプリの8割は一度も起動された事が無いと思っているのだが、何処かの誰かがそれを使っていないと云う保証も無い。その検証に手間暇掛けるよりは新機能を盛り込む方が優先順位は高いだろう。そうやって30年以上の時を過ごしてきたのであるから、どれだけのゴミがインストールされているのか分かったものではない。ただ旧弊の刷新と口にするのは容易いが、労多くして功少ないのはよくある話であり、IEの呪縛から逃れるのは簡単では無いのである。

どうでもいい四百字 4217

2024-07-24 20:23:57 | 時間の無駄
ヨノナカ不可解である。旧Twitterに令和万博の偽アカウントが大量発生しているらしい。それ自体はあそこの治安から考えれば然程不自然でもないが、名前に「支援金のご案内」と入っている理由が分からない。この儘では赤字確実どころか運営費すら足りなくなる恐れが有るのでどうかご支援を、と云う詐欺が成立する確率は、還付金よりも遥かに低いだろう。こう云うのは数撃ちゃ当たるものなのかも知れないが、数十万円を寄付する様な奇特な人は多分Twitterをやってないのではないかと思う。ただ、SNS広告を踏み台にした投資詐欺の様な新手は次々と登場しているし、あちらとしては「引っ掛かるとは思えないが取り敢えずやってみようか」と云うスタンスなのかも知れない。本件もそう云う試行錯誤の一種なのであろう。そのパイオニア精神をもう少し生産的な方面に発揮してもらえればと思うのだが、そんな正論が誰にでも通用する訳では無いのが、人間心理の不可解な所なのである。

どうでもいい四百字 4216

2024-07-23 18:45:28 | 時間の無駄
これも更なる発展の為の試練であろう。GAIの教育に使えるデータセットが枯渇傾向にあるそうである。これまでブッコ抜き放題だったのがおかしかったと言えばそれまでであるが、優良なコンテンツで調教出来なければ錬成の精度が下がるのは確実である。拙稿の様な低品質のコンテンツが使われる様になったら悲劇だろう。コンテンツホルダーに然るべき対価を支払うのが筋ではあるが、そうなると資本力を持たない新興企業が育たなくなり寡占が固定化すると云うジレンマも有る。権利保持者とAI開発企業の双方が納得出来る妥協点を探るのは難しいが、そこを突破出来なければ未来は無い様にも思う。権利関係をクリアした良質なビッグデータを構築出来た所が次の覇権を握るだろう。そうなるとやっぱりGoogleかぁ、とも思ってしまうのだが、規制のバグを突いて勃興するのがテック界隈の常である。グレーゾーンがイノベーションの発生源と云う構図は変わらない様に思うのである。