
時代はどんどん進んで今や記録はDVDが当り前。
そろそろフロッピーって何?という世代が出てきそうである。
ところが遥か25年程前、我々の世代もフロッピーって何?という時代があったのだ。
我が家にはNECの名機PC-8001というパソコンがある、いやあった。(引越の時に捨ててしまった、今思うとなんという事を)
ところがこのパソコンにはフロッピードライブが無い。
そもそも世の中にまだフロッピーディスクというものが存在していないのである。
勿論ハードディスクなんてものも無い。
では、このパソコンのデータはどうしていたか?
信じられないであろうが、実はカセットテープに保存していたのである。
当然ながらカセットテープであるから瞬時に好きなデータを取り出すことなんて出来ない。
必要なデータはそこまでテープを送ってロードするのである。
しかもデータレコーダーが情けなくて時々データをスキップしたりしてエラーとなり最初からやり直しなんて事も茶飯事。
何とも悠長なことである。
もっとも今のようにパソコンを仕事で使う人なんていないわけだから(そりゃそうだ、そんな物が仕事に使える訳がない)、その程度でも満足していた訳だ。
現代のようにEXCELなんて代物があるわけでもなく、せいぜい住所録程度、後は大体がゲームである。
住所録と言ったって、まだ日本語は使えない時代でありおよそ実用的な事には使えない。
そんな何も出来ないパソコンを何で買ったのかと不思議に思われる人もいると思うが、やはりコンピュータというものに何らかの可能性みたいものをみんな持ってたんじゃないかな。
私もパソコンというかコンピュータの進化にずっと付き合ってきた人間だが、やはり好きだったんだろうと思う。