われら幸いなる少数

海洋小説が大好きで、今までに読んだり聞いたり?したことを、徒然に書いています

砲甲板

2007-03-30 07:12:03 | Weblog
標準的な戦列艦の砲甲板のようす。

甲板はほとんど大砲で占められている。



下の甲板に行くにしたがって、大砲のサイズが
大きくなる。

1門の大砲に7~8人がついて操作するが、
床には砂をまき、船の壁は赤く塗られている。

これは戦闘時に血糊で滑らないためと、
飛び散った血で、恐怖心を起こさないようにと
いう、残酷な知恵である。

特に下層甲板では、戦闘の様子が解らず
パニックが起こることも多かったようだ。

この辺は、ボライソーシリーズでの描写は
秀逸!

特に仕官候補生や若い時代のものがいい