今日は久しぶりに四字熟語を。最新のドラマ『愛のクァペキ』から選びました。「昔から~」とありますが、今回初めて知りました(笑)
まずこのドラマですが、放送中のKBSワールドでは次のように紹介されています。
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心から愛する人と結ばれず、すれ違った人生を歩むソリ (ウンジョン (T-ARA))とハル (キム・ジニョプ)、親の世代からねじれた運命で繋がるハルの母ヒオク (ファン・シネ)、ソリの両親グァンナム (ユン・ダフン)とオクヒ (シム・ヘジン)が巻き起こす風変わりなコミック・ラブコメ・ヒューマン家族ストーリー!
オンラインショッピングモールを一緒に創業したソリ (ウンジョン (T-ARA))とハル (キム・ジニョプ)。彼らは資金難を解決するための重要な事業説明会を前に悩みを抱えていた。一方、オクヒ (シム・ヘジン)はアメリカにいる親友のヒオク (ファン・シネ)と連絡が取れず気をもんでいて彼女からの連絡を待っていたのだが…。
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このクァベキというのは、油で揚げたねじりパンのことで、本国では定番おやつなのだとか。そのクァペキとねじれた運命を掛け合わせたタイトルなんですね。
そしてこのセリフは…
ウリの父親とハルの母親は不倫関係にありました。一方でウリとハルは付き合い始め、旅行に行こうとします。ソリに片想い中のギョンジュンがこのことを父親のドンマンに話したところ、ドンマンは顔色を変えて、止めなければ、と言いました。そしてギョンジュンがその理由を訊ねた時にドンマンが引き出したのがこの四字熟語です。
調べてみました。先ず三網ですが、これは、
・臣下の君主に対する
・子の親に対する
・妻の夫に対する
道徳心を持った接し方を、
次に五倫ですが、
・君主に対する臣下の
・親に対する子の
・夫に対する妻の
・年長者に対する年少者の
・友人との
この五つの関係に対する倫理観のことで、
要は儒教における対人関係のあり方を説いているわけです。今の世が乱れているのも、こういうことを葬り去ったためですから、何もここまでくくる必要はないにしても、その片鱗くらいは持ち合わせるべきだと思うのですが。