今宵は『マスターククスの神』からこのセリフにしました。このセリフは…
宮楽園に料理評論家のソン・ミジャがやってきました。うるさい評論家なので宮楽園では箸にまで気をメイン料理の宮廷キジそばを提供しましたが、ミジャからは、客の好みを調べるより麺にもっと気を配れ、などと辛口の意見をつけられました。
それどころかミジャは帰り際にギルトに、新しく江南にギルトが建設した宮楽園を見て、門が大きくなると塀が高くなり、塀が高いと外の風を吸いたくなって政治やビジネスにうつつを抜かすようになる、と嫌みを言いました。このミジャの言葉を聞いて言い返したギルトの言葉がこのセリフになります。
これも素晴らしい教訓的セリフです。ギルトの言う通り、他人のあら探しばかりしていると、視線が自然とそちらの方向を見ることばかりに熱心になり、自らを省みることもなくなりますからね。
このギルトという人物は、数多のマクチャンドラマの中に出てくる悪人の中でも、アタマ一つ抜き出た悪人ですが、セリフも痛烈で且つまとを得た教訓的セリフを量産するのが特徴です。
いつか、このギルトの名セリフ集を作ってみたいと思っています。よく人生やビジネス指南のハウツー本やながったらしい記事や動画を見聞きしますが、おそらくそれらより優れた名言集が出きると思いますが(笑)
