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ドラマ・映画の名セリフに学ぶ(好奇心を持てば、この世は面白いことだらけ!)

#1026「高級品に見飽きて安物に惹かれているの。」 、他/『ヒョシム家の各自図生』第23、24話から

1026「高級品に見飽きて安物に惹かれているの。」

1027「あなたのような人間には意図しかないのよ。」

いずれもチャン・スクヒャン(イ・フィヒャン扮)、テミンの母、テサングループ会長夫人

今日は『ヒョシム家の各自図生』からこの2つのセリフにしました。というのは…

「高級品に見飽きて安物に惹かれているの。」
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スクヒャンは専務から受け取ったヒョシムの写真をテミンに見せると、あなたの好きな子はこんな子だったのと、言って写真を破り捨てましたから、テミンは猛反発しました。このテミンの様子に焦りを覚えたスクヒャンは夫の元へ急ぎ、テミンの様子を伝えました。その際にスクヒャンが言ったセリフがこのことばになります。

「あなたのような人間には意図しかないのよ。」
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その後スクヒャンはヒョシムのスポーツジムの代表に連絡してヒョシムを家へ来させました。そして紙を渡すと、欲しい金額をここに書きなさい、と命令しました。これでスクヒャンの意図がわかったヒョシムはきっぱりと、私は意図して動いたことは一度もありません、と言いました。このヒョシムの態度にカチンときたスクヒャンの言葉がこのセリフになります。

『ヒョシム家の各自図生』は言うまでもなく本国の公共放送局の看板ドラマですから、歴代ドラマと比べてみてもそのクオリティは遜色なく、視聴率もそこそこ稼いではいますが、そのセリフのえげつなさがWebで取り上げられているようです。このスクヒャンのセリフもそうで、セリフも行き過ぎは、よくありません。

テミンが財閥の娘とばかり出会ってきたからヒョシムのような娘に惹かれた、と言いたいのでしょうが、それを商品に例えていたり、そういう娘の行動には必ず魂胆がある、みたいなセリフは度が過ぎている、ともとられるようです。

Webで一例として取り上げられたセリフも、ヒョシムがスクヒャンと対峙するこのシーンのしかもこのセリフの前のセリフでして。

「自分の息子にお嬢さんを買ってあげようと思って。いくら払えば、息子が疲れるたびにお嬢さんのところに行って休んで来られるのかな」

このセリフは放送はされたもの、予告ではカットされたそうで。

確かにここのところの看板ホームドラマは、一時期のような信じられないような視聴率が出せなくなっていて、今回のドラマで、前回出演した『たった一人の私の味方』で驚異的視聴率を叩き出したユイをヒロインに据えて、視聴率回復に躍起になっているのかもしれません。が、放送中にこうした批判を受けるのは逆にマイナスイメージになります。本国ではまもなく最終回を迎えますが、それでも視聴率は1位をキープしているのは、ご同慶の至りです。
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