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ドラマ・映画の名セリフに学ぶ(好奇心を持てば、この世は面白いことだらけ!)

#1205「その基準というのはなんなの?財力や権力のことなのでは?」/『スジと出逢ったウリ』第18話から

「その基準というのはなんなの?財力や権力のことなのでは?」byキム・マリ(キム・ヒジョン扮)、ヒョンソンの母親、ジンテの妻

今宵は、『スジと出逢ったウリ』からこのセリフにしました。このセリフは…

ジンテは病院のことにも関わらず、マリがイニシアチブを取って話を進めることに承服しかねていました。一方でマリの方は、実父の残した病院をジンテが利益最優先の方向へ進めていくのが納得できませんでした。そこでヒョンソンがジンテをサポートすることになったので、マリはジンテの執務室を訪ねると、自分は手を引くことを伝えました。

その際ジンテは、病院のこと以外にも懸念していると、ヒョンソンの交際相手の話を持ち出しました。そして、その相手か自分の基準に合えばいいんだが、と言いました。これを聞いたマリの言葉がこのセリフになります。

昼には神経質なユミと軽率なウンの争いをご紹介しましたが、このドラマでは儲け優先のジンテと実父譲りの慈善を旨とするマリがことある度に争っています。

面白いのは、本国のドラマでは、おおむねナムジャが理想主義、ヨジャが現実主義のスタンスであることが多いのですが、この夫婦は逆のパターンなことです。いずれせよ、このスタンスの違いがこれからのドラマの進展に大きく絡むことは間違いなさそうです。
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