とても味わい深い随筆に出会いました。
「昔日の客」という本です。
前々回のブログで紹介した、夏葉社さんが復刊した本です。
著者の関口さんは、昭和28年に東京の馬込(中央1丁目)に山王書店という、日本近代文学専門の古本屋を開店しました。
山王書店には、文筆家を始めとする、さまざまな人々が集い、
この古書店を訪れる人々との、日々の何気ないやりとりを、軽妙な随筆にまとめあげたのがこの本です。
本書は、関口さんの没後、昭和53年に、関口さんの奥さん、息子さんの尽力で一度出版されたのち、長く絶版となっていたものを、
夏葉社が復刊させました。
本当に、何てことのない、実に軽いタッチで描かれたエッセイなのですが、
読んでいるうちに、否応もない懐かしさがこみあげてきます。
登場する人物は、実に生き生きと描かれており、読む人は、昭和の東京に一気にタイムスリップしてしまいます。
読後の余韻がまた何ともよい感じです。
本当によい本です。
本を愛するすべての人に是非とも読んで頂きたいと思います。
P.S. ちなみに、ピース又吉さんが、この本について語ったエピソードがすごくイイので、見てみてください。
「昔日の客」という本です。
前々回のブログで紹介した、夏葉社さんが復刊した本です。
著者の関口さんは、昭和28年に東京の馬込(中央1丁目)に山王書店という、日本近代文学専門の古本屋を開店しました。
山王書店には、文筆家を始めとする、さまざまな人々が集い、
この古書店を訪れる人々との、日々の何気ないやりとりを、軽妙な随筆にまとめあげたのがこの本です。
本書は、関口さんの没後、昭和53年に、関口さんの奥さん、息子さんの尽力で一度出版されたのち、長く絶版となっていたものを、
夏葉社が復刊させました。
本当に、何てことのない、実に軽いタッチで描かれたエッセイなのですが、
読んでいるうちに、否応もない懐かしさがこみあげてきます。
登場する人物は、実に生き生きと描かれており、読む人は、昭和の東京に一気にタイムスリップしてしまいます。
読後の余韻がまた何ともよい感じです。
本当によい本です。
本を愛するすべての人に是非とも読んで頂きたいと思います。
P.S. ちなみに、ピース又吉さんが、この本について語ったエピソードがすごくイイので、見てみてください。
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