MY LIFE AS A DOG

ワイングラスの向こうに人生が見える

アカデミー賞など

2006年03月06日 15時09分58秒 | ダイアリー
★アメリカに来てからほとんどといっていいほどテレビを観ない私ですが、今日は生まれて初めてアカデミー賞授賞式なるものを観ました。最近は日本でも放送されているようなので皆さんもご覧になった(あるいはこれからご覧になる)かもしれません。

話題の「ブロークバックマウンテン」は作品賞を逃してしまいました。
作品賞は「クラッシュ」(観てません)が受賞。受賞の瞬間、関係者の中には「え?まさか!!」という驚いた表情を見せている人がいましたので、それだけブロークバック・・の前評判が高かったということではないでしょうか。
ちなみに、監督賞はきっちりブロークバック・・のアン・リー(台湾)が獲りました。同じアジア人として大変めでたいことだと思います。
それから、外国語映画賞ですが「Paradise Now」や「Sophie Scholl」を抑えて南アフリカ映画「Tsotsi」(観ていません)が獲りました。
えー、ということで個人的に興味のあったのはこのぐらいです。そうそうあと、スピルバーグのミュンヘンは“案の定”ダメでしたね。
ついでに、主演男優賞は「Capote」のPhilip Seymour Hoffman、主演女優賞は「Walk the line」のReese Witherspoonでした。


★話は変わって、今週のビデオ・ニュースはなかなか面白かったです。「拒否できない日本」の著者である関岡英之氏を招いての凡そ3時間にも及ぶトーク。同じ危機感を共有するものの一人として、関岡氏のお話は非常に参考になりました。必見です。ビデオニュース・ドットコム

★最後に、ここ最近観て気に入った映画5本(DVD)。

1.バートン・フィンク・・監督コーエン兄弟。1991年のカンヌパルムドール。すばらしかった。
2.Broken Flowers・・監督ジム・ジャームッシュ。ビル・マーレーいい味出してる。せりふが少ないので映画に集中できた。
3.霧の中の風景・・監督テオ・アンゲロプロス。1988年作品。すばらしすぎる。
4.真夜中のカウボーイ・・監督ジョン・シュレシンジャー。1969年アメリカンニューシネマの代表作。ダスティンホフマン若い!ジョンボイド若い!
5.アギーレ神の怒り・・監督ヴェルナー・ヘルツォーク。クラウス・キンスキー怖すぎ!

でな具合で相変わらず流行にながされず、一昔前の映画ばかり観ております(笑)。

以上、手抜きの更新終わり。
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6 コメント

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ウチでも (ダイアン)
2006-03-06 16:21:16
アカデミーを観ていたようですよ!

私は部屋にこもっていますが・・・



私はウォーレス&グロミットが賞をとったのが嬉しいですね~!やはりクリスチャンアーティストに頑張って欲しいんで・・・
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こんにちは (kazu-n)
2006-03-06 16:53:38
ウォーレス&グロミット。授賞式をみながら、ダイアンさんが以前ブログでこの映画を絶賛していたことを思いだしていましたよ。

しかし、肝心のダイアンさんはペーパー書きでそれどころじゃなかったみたいですね。お疲れさまです。



返信する
Unknown (乳業)
2006-03-06 20:59:00
いいんですか、更新なんかしていて。

きっとこのブログをごらんになっておられますよ。



土日寝ないで頑張ってくださいね。
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( ̄ー ̄)ゞ (おさぼりフロイト)
2006-03-07 11:18:34
上記の乳業さんって何をしている人なんでしょうか?きっとごらんになっていますよって・・・・ヽ(;´Д`)ノ 誰かごらんになっているのでしょうか?



きっと見ていますよ、と言われて、なぜか私がドキドキしてしまいました。なんせおさぼりフロイトなものですから・・・・。





ところで・・・





『形而上学の克服』という本を読みはじめましたが、

超難解です。最初の20ページで完全に眠ってしまいました。あんな難解な本読んだの久々や・・・・・(;つД`)



20ページしか読んでいないが・・・どうも形而上学は、哲学そのものというより、既存する哲学的概念の考察をし、未来への糧とするものであり、概念が無ければ、形而上学も存在しない・・・らしい・・・・?





ということで・・・・方向を変えました。( ̄∀ ̄*)イヒッ





この間、ドイツへ出張して、オランダの友人と話していたのですが、



概念的な質問をされた時、彼は英語で話すそうです。彼いわく「英語は概念を説明するのに適した言語である。」だそうだ。





「だって、楽だもん。」( ̄∀ ̄*)ニヤっ とのこと。





ドイツ語より、オランダ語より、フランス語より、英語を選ぶというのは驚き。





ということで、私も英語で読んでみようと・・・・・





http://www.newadvent.org/cathen/10226a.htm





暇になったらここ行ってみそ。わかりやすそうだ。
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nyu_gyoさん (kazu-n)
2006-03-07 11:42:26
痛いコメントどうも。

チェックが入らない程度に更新します。
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おさぼりフロイトさま (kazu-n)
2006-03-07 12:14:22
コメントどうも。

上記で辛らつなコメントを書いておられる乳業さんは僕のお友達です。かなり内輪な話しなので他の方には全く意味不明だったと思います。



ところで、



>>ドイツ語より、オランダ語より、フランス語より、英語を選ぶというのは驚き



全くです。ドイツ語も英語もたいして変わんないように思えるんですがねー。



それから哲学書を英語で読むことについて、

哲学書ではないですが、去年ソンタグの“Illness as Metaphor & AIDS and Its Metaphors”というペーパーバックを買って ほんの少し読みかけましたが挫折しました。

ただ、そのときにおぼろげながら感じたことは、じっくり時間をかけさえすれば、わけのわからない日本語訳を読むより、英語のほうひょっとしたら理解が深まるかもしれないなということでした。

(あくまで印象ですが。。)

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