MY LIFE AS A DOG

ワイングラスの向こうに人生が見える

ポルトガルここに誕生す

2013年10月28日 23時58分53秒 | 映画
今月1本目。何とか気合で見てきました。


ポルトガルの建国当時、首都が置かれたギラマンイス地区。
このギラマンイス地区の文化事業の一環として、世界の巨匠4人を集めてオムニバス映画を作ったというのがこれ。


ポルトガルここに誕生

巨匠4人とは、アキ・カウリスマキ、ペドロ・コスタ、ヴィクトル・エリセ、マノエル・デ・オリヴェイラ。

何といっても、今回の一番のお目当ては、佳作で知られるヴィクトル・エリセの“割れたガラス”。
40分を超えるぐらいの尺の映画を撮ったのは“マルメロの陽光”以来実に20年ぶりだとのこと。

内容もさることながら、ヴィクトル・エリセの新作を映画館で鑑賞できたというだけで今日は満足。

しかし、ペドロ・コスタの“スィート・エクソシスト”。

超難解(ポルトガル人なら理解できるのかも。。)。そもそも、なぜ、ギラマンイス地区の文化事業の一環として作られた映画が、ほぼ全編エレベータの中のシーンだけなのだろうか。

それから、オリヴェイラ。相変わらずの“いかにもオリヴェイラ”って感じの内容。
このエンディング。オリヴェイラ以外の監督がやったら、絶対たまごぶつけられそう。。
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2 コメント

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Unknown (Maigret)
2013-10-29 10:25:39
おお。遂にみたんですね!いいなぁ。
エリセは、あれだけ寡作なのに、これだけ期待させられるのはすごいですが、映画としてどうだったんでしょう?なんか、「観れたらラッキー」的な要素が強くなりすぎている感が(笑)
オリヴェイラは、淡々と進みながら、また最後5分ぐらいで突然急展開させて強引に終わらせましたか?(笑)おなじく淡々と進みながら、なんの前ぶれもなくいきなり終了する侯と対照的ですが、どちらも大好きです。
コスタも気になるなぁ。
DVD楽しみです。
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“かさく”違いでした (kazu-n)
2013-10-30 00:02:15
失礼しました(汗)

ところで、
エリセは、なんていうか、とっても堅実な作り方してますね。
予告編みても分かる通り、インタビュー形式です。
以前、反原発の短編のメッセージ映画を撮ってましたが、若干それに似た政治的な臭いを感じなくもありませんでしたが、穿ちすぎかもしれません。

コスタはなんか「なんじゃこれ???」って感じの変な映画でした。一度ご覧になって感想をききたいです。

オリヴェイラは。。。
実際にみて御判断ください(笑)

カウリスマキが一番当たり障りのない。いつもの感じでした。
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