みなこのブログ改

“みなこ”のジオログから“みなこ”のブログに、このたび宗旨替えすることになりました。こっちはもっと深いかもよ。

改訂 ロックウールって石綿に思えるんですが

2005-10-12 20:06:20 | 理科第1分野
 画像の断り書きですね。ロックウールを和訳すると石綿になってしまうんですが、アズペストとやらは入っていないんですよね。

 というより、“ロックウール”なんて言葉をはじめて聞いたような気がします。
ことばのいいかえでことを収めようとするなら、やはりフランス人の文化ってその程度だったのかなぁ???って気にもなります。
 もっと、“ロックウール”について説明を要求したいものですね。

 本当は熱・火炎から身を守る素材だったのが、ややこしい副産物ができてしまった・・・とおもえるんですけど。なんか悲しいものがあります。

・・・・というのはおかしい??と思って検索してみたら、ロックウール工業会ってあるんですね。
  http://www.rwa.gr.jp/
 Websiteの中にQ&Aがありますして(いわゆるFAQですね)詳しく書いてありました。
  http://www.rwa.gr.jp/HtmlFiles/FAQ.html

 詳しくはFAQを見ていただくとして、取り急ぎロックウールとアスベストの違いといいますと。

 【ロックウール】
 ●工場で製造された人造の鉱物繊維
 ●岩石が原料の場合は「ロックウール」で、スラグが原料の場合は「スラグウール」となる。
 ●非晶質(ガラス質)
 ●単繊維の平均径は3~5μm
 ●主に酸化ケイ素と酸化カルシウムで構成されている。

 【アスベスト】
 ●天然に産する鉱物繊維
 ●けい酸塩鉱物繊維で、6種類をアスベストといっている。代表的なものにクリソタイル、アモサイト、クロシドライトがある。
 ●結晶質
 ●ロックウールに比べて数十~数百倍細い
 ●クリソタイルの場合は、主に酸化ケイ素と酸化マグネシウムで、アモサイト・クロシドライトの場合は、酸化ケイ素と酸化鉄で構成されている。

 ・・・という違いがあります。ここらへんも手短でいいから説明したら、みんなが物知りになれるのにね>カルフールくん。

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