土手っ腹に風穴の開いたブナです。
でも、幹の内部が空洞になった危険木とは違うようです。
内部が腐って空洞になった場合、向こう側が見えるようになることはほとんどありません。
反対側から見たところ。
きれいに穴が開いています。
上を見ると幹が二股に分かれています。
どうも、すぐそばで生育していたブナが、成長するに従って下部と上部がくっついてしまったものの、反対側に反っていた部分がくっつかず、穴になったものと思われます。
違う種類の木だとくっついて成長しても融合することはありませんが、同じ種類の木は一体化してしまうことがあるようです。