「せたカフェ」の最近の活動:認知症のご本人を迎えて
2014年から世田谷区で続けている「ケアコミュニティ せたカフェ」の活動。そろそろ10年です。
コロナ前は毎月、「認知症カフェ/介護家族のための実践介護講座」と「もちよりカフェ」の2つを行ってきましたが、
会場が使用できなくなったため、オンラインで「土曜お茶会」を行っていました。
今年になって、「食べ物1品と妄想」をもちよって歓談する「もちよりカフェ」が復活したのに加え、
会場が使えることになったため、11月からはリアルの講座活動も再開しました。
あわただしかった11月。せたカフェでは12日(日)に、レビー小体型認知症のご本人、三橋昭さんを迎え、
新装開店した「けあまちカフェ」をリアルで開催しました。
ご自分の見てきた「幻視」のさまざまなイラストを紹介しながら、
当初の「不安」が自分の認知症を「受け入れ」ることを通じて、「後戻りのできない新しい旅」が始まったと考えるようになり、
認知症になったことを通じての新しい「出会い」が始まったと、三橋さんは語ってくれました。
そして、日常の支障を軽減するさまざまな工夫、レビー小体型のさまざまな症状、最近に活動の紹介、
「認知症基本法」についての感想と思い、認知症になっても「ひとりじゃないんだよ」というメッセージ、・・・
そして、最後に「自由について考える」として、「認知症の人に対して、どんなサポートをできるかと考える人が多いが、
そうではなく、本人がどう考え、何が理由でその行動をしているのかを考えてほしい」と締めくくりました。
終了後の質問・コメントタイムには、「これだけ詳しくレビー小体型の話を聞いたのは初めて」
「認知症って本当にいろいろなんですね」というため息のような感想や質問が続々。あっという間の2時間でした。
やはり、リアルはいい。そして、認知症だけではなく、いろんな障害をもつ本人の話をもっと聞きたいと思いました。
「けあまちカフェ」はまだ定例ではありませんが、数か月に1回はオンラインの間を縫って、やっていきます(^^)/。
11月24日には「もちよりカフェ」を開催。今回はオーナーの吉澤さんも飛び入りで、まったりゆったり語り合いました。
新人さんに加え、久々のヤナダさんが息子さんを連れて参加。近況を伝えてくれました。
年末とあって(?)妄想どころか来年の企画もいくつか。
ニシダさんは念願の「おじさんカフェ」のパイロット版を、この会場で開催すると宣言。
マツムラさんも地域活動と企業をつなぐ試みをスタートすると紹介。
世田谷の元気シニア軍団を束ねるカワカミさんは、「男性のための退職準備講座」などの告知をすると、
「地域に出てこない人を、どう地域とつなげるか」という話題で盛り上がりました。
「三茶にサンタがやってくる!」改め「せたがやサンタプロジェクト」もまもなく。せたカフェの仲間たちが、地域を走り回っています。
https://sancha-santa.com/...
さて、12月のお知らせです。16日(土)には、朝日新聞の医療サイトで「ひょっとして認知症」というコラムを連載していた
専門医のかさまアツシ(笠間睦)さんを迎えてオンライン「土曜お茶会」。
22日(金)にはクリスマスと1年のしめくくりを兼ねた「もちよりカフェ」を開催します。
お時間とご興味がありましたら。ご参加ください。
2014年から世田谷区で続けている「ケアコミュニティ せたカフェ」の活動。そろそろ10年です。
コロナ前は毎月、「認知症カフェ/介護家族のための実践介護講座」と「もちよりカフェ」の2つを行ってきましたが、
会場が使用できなくなったため、オンラインで「土曜お茶会」を行っていました。
今年になって、「食べ物1品と妄想」をもちよって歓談する「もちよりカフェ」が復活したのに加え、
会場が使えることになったため、11月からはリアルの講座活動も再開しました。
あわただしかった11月。せたカフェでは12日(日)に、レビー小体型認知症のご本人、三橋昭さんを迎え、
新装開店した「けあまちカフェ」をリアルで開催しました。
ご自分の見てきた「幻視」のさまざまなイラストを紹介しながら、
当初の「不安」が自分の認知症を「受け入れ」ることを通じて、「後戻りのできない新しい旅」が始まったと考えるようになり、
認知症になったことを通じての新しい「出会い」が始まったと、三橋さんは語ってくれました。
そして、日常の支障を軽減するさまざまな工夫、レビー小体型のさまざまな症状、最近に活動の紹介、
「認知症基本法」についての感想と思い、認知症になっても「ひとりじゃないんだよ」というメッセージ、・・・
そして、最後に「自由について考える」として、「認知症の人に対して、どんなサポートをできるかと考える人が多いが、
そうではなく、本人がどう考え、何が理由でその行動をしているのかを考えてほしい」と締めくくりました。
終了後の質問・コメントタイムには、「これだけ詳しくレビー小体型の話を聞いたのは初めて」
「認知症って本当にいろいろなんですね」というため息のような感想や質問が続々。あっという間の2時間でした。
やはり、リアルはいい。そして、認知症だけではなく、いろんな障害をもつ本人の話をもっと聞きたいと思いました。
「けあまちカフェ」はまだ定例ではありませんが、数か月に1回はオンラインの間を縫って、やっていきます(^^)/。
11月24日には「もちよりカフェ」を開催。今回はオーナーの吉澤さんも飛び入りで、まったりゆったり語り合いました。
新人さんに加え、久々のヤナダさんが息子さんを連れて参加。近況を伝えてくれました。
年末とあって(?)妄想どころか来年の企画もいくつか。
ニシダさんは念願の「おじさんカフェ」のパイロット版を、この会場で開催すると宣言。
マツムラさんも地域活動と企業をつなぐ試みをスタートすると紹介。
世田谷の元気シニア軍団を束ねるカワカミさんは、「男性のための退職準備講座」などの告知をすると、
「地域に出てこない人を、どう地域とつなげるか」という話題で盛り上がりました。
「三茶にサンタがやってくる!」改め「せたがやサンタプロジェクト」もまもなく。せたカフェの仲間たちが、地域を走り回っています。
https://sancha-santa.com/...
さて、12月のお知らせです。16日(土)には、朝日新聞の医療サイトで「ひょっとして認知症」というコラムを連載していた
専門医のかさまアツシ(笠間睦)さんを迎えてオンライン「土曜お茶会」。
22日(金)にはクリスマスと1年のしめくくりを兼ねた「もちよりカフェ」を開催します。
お時間とご興味がありましたら。ご参加ください。