ご無沙汰しております antique の若林です。
ブログ更新がとてもとても久しぶりになってしまいました。
昨年 母が亡くなり 無事一周忌を終え少しずつ気持ちも落ち着いてきたので・・・
母は8年前肺がんを患い術後6年で主治医から「6年経ったので もう検診は良いでしょう~」と言われ喜んでいた一か月後
以前からリウマチで通院していた先生から「血液検査の結果で とても数値が高いものがあるから すぐに調べた方が良い。もしかするとすい臓がんかもしれないよ」と言われ検査したところ すい臓がんでした。
幸い本人は すい臓がんの怖さを認識していなかったので とても楽観的でした。
母の場合 手術が難しく抗がん剤で癌を落ち着かせる予定だったのですが 一回目の抗がん剤で体調を崩し食欲も落ちてしまい
本人の意思は「食べられないのは絶対いやだ 抗がん剤やらなければ食欲が戻るじゃないか」と食に貪欲だった母。
抗がん剤は一回で終わりにし希望通り食欲も戻りました。
コロナ過という事もあり姉が「家いさせてあげよ~ 入院しちゃって会えないのは心配だよね」
訪問看護師や訪問医師をお願いし家で療養していました。亡くなる一週間前まで少量ですが お寿司が好きだったのでお寿司も食べていました。
お風呂も自分で入っていました。亡くなる前日にも・・・自分の母ながら凄い 看護師さんいわく「家にいられてるからリラックスできて痛み緩和されてるんだね~」
今思うと とても気丈な人だったのだと思います。私たちの手を煩わせないようにと最後まで考える母でした。
亡くなった日は私たち姉妹の間で川の字いる時に 眠るように逝ってしまいました。
少し早いお別れではありましたが母の人生を考えると晩年 自分を解放し楽しい日々を過ごしていたので悔いはなかったのではないかと思います。
姉と母の事を話すと今でも寂しくなってしまいますが あちらの世界に母がいると思うと 私たちはこちらの世界でもう少し頑張らなきゃと思います