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喜怒哀楽をテーマにこりずにブログ継続してます

最近、プチ小説初めました。
「無理ない程度で…」
皆さんの応援を励みにさせて頂いてます😊

小説 8【僕の彼女は1世紀先からきた未来人】

2023-12-04 18:40:13 | 小説
8 胸の高鳴り

「裕也君って歌上手いね〜!
だからバンドやってるんだ〜!」

「ありがとう美寿穂ちゃん!
今日は君の為だけに心から唄うよ〜(笑)」

どうやらファミレスの後は
二人でカラオケに向かったみたいだ

「お次は美寿穂ちゃんなんか唄ってみてよ〜!」

美寿穂は照れながら浜崎あゆりの人気曲を入れていた

美寿穂が唄いだしてしばらくすると裕也の心の水平線が鳥肌と共にじわじわと波打った

「美寿穂ちゃん!ヤバ!
めっちゃ上手いやん〜!!」

裕也は久しぶりにお世辞ではなく
感動していたらしい

「お時間5分前で〜す」
いい雰囲気のムードを搔き消す様に室内の電話CALLがなり響いた

「…。」無情にも割り込んでくる
所がカラオケBOXで一番嫌いなとこだと裕也は心の中で叫んだ…

二人は唄い足りない気持ちを抱えながら街へと足を運んだ

To Be Continued…





小説 7【僕の彼女は1世紀先からきた未来人】

2023-12-02 19:42:57 | 小説
7 煌めき

「裕也君ってバンドやってるんだ〜!何系なの?」

「ミスジルやラルフとか好きだから、色々ミックスされてる感じかな〜」

「え〜!私、ミスジル大好き〜」
美寿穂が微笑む

「美寿穂ちゃんは何かしら趣味とかあるの〜?」

「うーん…人間観察とかかな〜恥」

「うわ!渋〜!美寿穂ちゃんってさ
面白いね!」


「あれ?光博君と鈴ちゃんわ?」

気がつけばファミレスで早くも二時間が過ぎていた

裕也がガラケーを見ると光博からの
メールがきていた

「裕也!あとはよろしく!
俺は鈴ちゃんと別行動するで〜!
でわ、幸運を祈る!!」

光博と裕也は中学からの友達だが
色んな意味で趣味が180°違う…
しかし
何故かポジティブに相性がいい…

「美寿穂ちゃん!次、どこいく?
カラオケとかどう〜?」

「うーん…どうしようかな…」

美寿穂は意味深な表情をしながら
返答した…

To Be Continued





小説 6【僕の彼女は1世紀先からきた未来人】

2023-12-01 17:08:49 | 小説
6 ファーストインパクト

「は!初めまして! 裕也です!
で、横に居るのが…光博…」

「鈴ちゃんって言うんだ〜!
めっちゃその服装似合ってるね〜!!」

…どうやら光博は早くも自己紹介済みらしい…

「さすがチャラ男歴2ねん…
食付き早っや…」
裕也が心の中でつぶやく

「初めまして美寿穂です!
今日はよろしくお願いします!」

ハチ公前の彩りあふれる風景を
若者4人がさらに色を濃く染め上げでいた

「裕也!俺は鈴ちゃん狙いだからな!よろしく!」

光博が裕也の肩へ腕をかけながら
ヒソヒソ話す

「鈴ちゃん!なんかかなり光博君と
話してたね〜!」

美寿穂が鈴ちゃんにテンション高めで話しかける

どうやら彼等は
安めのファミレスに向かうらしい

合コン好例の内輪のプチ会議が
自然と始まっていた

To Be Continued…










小説 5【僕の彼女は1世紀先からきた未来人】

2023-11-29 18:01:33 | 小説
5 アンティークシティ

「美寿穂ちゃんおはよう なんか今日は寒いね」鈴ちゃんがしとやかな口調で微笑む

辺り見渡すと106のビルが
そびえ立つ
点滅する信号機がスクランブル
交差点を行き交う夢人達を急がせた

美寿穂は心の中で想った
「このワールドの人々は比較的
温厚みたい…」

未来で見た古い書物にはいくつかの枝分かれした世界があり
その一部のワールドと似ていた

「美寿穂… 美寿穂ちゃん!」

「ごめん鈴ちゃん!なんか渋谷に久しぶりに来たら圧倒されちゃった〜」

「そろそろハチ公前に行ってみようか〜男の子達来てるかもね」

二人は少し緊張しながら待ち合わせ場所ヘ歩いた…

To Be Continued…


小説 4【僕の彼女は1世紀先からきた未来人】

2023-11-27 18:19:07 | 小説
4  出逢いの予感

2125年から美寿穂は
特殊な能力を使い1999年の街並みに溶け込んだ
未来のテクノロジーは果てしない…
最初からこの時代に生まれていた
設定に書き換えが可能だからだ
人間関係や私生活なども出来上がっている
ただ一つだけ注意が必要だ
美寿穂は未来人である事を
ばらしてはいけない
そんな未来の「暗黙のルール」がいくつかあるらしい
脳内に埋め込まれたチップには
劣化システムが内蔵されていて
ルール違反をするたびに消耗する仕組みがあるからだ

「鈴ちゃんお待たせ〜!」
渋谷の待ち合わせ場所に向かう
美寿穂が走りながら叫んだ

To Be Continued…