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適当に書いてるだけだから

自分の趣味の事やどうでもいい事を綴っています。

陰摩羅鬼(おんもらき)の瑕

2006年09月24日 | 
京極夏彦の「陰摩羅鬼の瑕」を読み終えた。
一週間前に買ったのだが1200ページもあるものだから読み終えるのに時間が掛かってしまった。
他の京極堂シリーズの例に漏れず、今回も膨大な知識量が含まれていて今回は儒教をテーマにした作品でした。

迷路館の殺人

2006年09月20日 | 
読書の秋、という事で綾辻行人著の「迷路館の殺人」を読んだ。
綾辻行人が書く小説はほとんど叙述トリックなのでそれを念頭に読んだのだが、それでもまんまと騙されてしまった。
でもまんまと騙された方が読んでいて面白みがあって良いです。
綾辻行人が書く館シリーズでは第一作目の「十角館の殺人」と「時計館の殺人」が代表作とされているがこの「迷路館の殺人」もなかなか面白いと面白いました。

人間の証明 R.P.G

2005年10月04日 | 
森村誠一の「人間の証明」と宮部みゆきの「R.P.G」を読んだ。

人間の証明
TVドラマ化されて話題になっていた頃に親が買って家にあるのならいつか読んでみようと思っていたのですが中々手をつけられず今日に至るわけですが、ついに読むことにしました。
松本清張以降の所謂社会派ミステリーと言われる部類に入るのでしょうがところどころに本格ミステリーの手法が散りばめられていて色々な人の視点でそれぞれの事件を描きその事件が最後に一つに結ばれるという物語の進め方は京極夏彦の「絡新婦の理」を思い出しました。

R.P.G
「模倣犯」と「クロスファイア」に出てきた刑事が共演するんですけど僕はどちらも読んだことがないので「え?あの二人が共演するの!?」なんて興奮はなくただ黙々と読みました。途中から「もしかしたらこれは?」という疑念が生まれ最後に「やっぱりそうか」思わせる仕掛けがありそこは面白かったのですが本格ミステリーのような謎という謎はなくて、でもこのくらいの長さだったらスラスラ読めると思います。


それからどちらの小説にも西条八十の詩が関係しているのでビックリした。

百鬼徒然袋―雨

2005年09月19日 | 
京極夏彦の「百鬼徒然袋―雨」を読む。
探偵小説なのかなこれは。まあ一応京極堂シリーズから連なるミステリと言えばミステリなんだけど冒険活劇コメディというような言い方をした方がいいような気がしないでもない。
今まで京極堂シリーズを読んできた人にとってこの一冊は良い息抜きになると思います。
この本には3本の中篇が入っているのだけれどその3話とも榎木津礼二郎が中心となってハチャメチャをやるという展開。京極堂も3話ともにでています。

涼宮ハルヒシリーズ

2005年09月05日 | 
ここ一週間くらいかけて涼宮ハルヒの憂鬱から涼宮ハルヒの陰謀まで読み終わりました。
普段ライトノベルと呼ばれるものはデュアンサークくらいしか読まないのですが、2005年このライトノベルが面白いの第1位に選ばれていたし弟が買って持っていたので読む事にしました。内容については深く話しませんがSFの知識ありミステリの知識ありだったのでこの人はたくさん本読んでいるなぁという印象を受けました。もしかしたらこのぐらいのこと調べればすぐわかることで僕が知らないだけなのかもしれませんが。

あと本のカテゴリーが少なかったのでたまには本の話をしたほうがいいかなぁと思って書きました。

ナルニア国物語

2005年07月16日 | 
この前TVでナルニア国物語の映画化が紹介されていたのだがその時の紹介のされかたが、三大ファンタジーのひとつと紹介されていた。え?三大ファンタジーって残りの二つはなんだ?と思いながらTVを見続けているとどうやらそれは指輪物語とハリーポッターらしい。
ちょっと待て、いつのまにハリーポッターは三大ファンタジーと崇められるまでに至ったのだ?
確かにハリーポッター面白いし僕も読んでるよ。でもまだ三大とか言われるのは早計ではないか。
名作というものは何十年たっても後生に伝えるべく人の記憶に残っているものだと思う。
だから後何十年たったあとでもハリーポッターが人気だったらそれは三大ファンタジーに上げてもいいと思います。
なんか偉そうな発言でした。

ベルガリアード物語

2005年07月14日 | 
ベルガリアード物語①を買った。
買ったはいいが全然読んでない。まだ30ページくらいしか読んでない。就活の時履歴書に趣味は読書と書いているのだがこれじゃあ趣味になんないね。
さてファンタジーの最高峰と謳われているこの作品ですが日本だとハリポタ、指輪物語に比べるとやはり知名度は低い。誕生した年もそこまで古くないのでもう少しすればじわじわと人気が広まっていって(今でも熱狂的ファンはいらっしゃいますが)、何十年後かには映画化、そしてハリポタ、指輪物語と並ぶ名作ファンタジー小説と言われる日がくるかも。

水木しげるの憑物百怪

2005年07月06日 | 
水木しげるの憑物百怪(上)を読み終わる。
水木御大と言えば妖怪だが今回は憑き物を紹介している。
なかには一般的に妖怪と呼ばれているものも紹介されているので妖怪と憑き物の違いは、と問われたら答えにくいのだが、憑き物というものは形が明瞭でないものが多いのでまあそれが違いだろうか。
形は明瞭でないものをイラストで紹介しているのだからやっぱり水木しげるはすごい人だ。